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俳優の柴咲コウさんが9月17日、韓国・釜山(プサン)で始まった「第30回釜山国際映画祭」のレッドカーペットに、同映画祭の「OPNE CINEMA」部門に選出され、主演を務めた映画「兄を持ち運べるサイズに」(中野量太監督、11月28日公開)の小川真司プロデューサーと登場した。細かなビーズを編み込んだ総レースのドレス姿で、フェミニンな着こなしを披露した。
ドレスの裾は床まで届くロング丈で、ボレロのようなデザインのゆったりとした袖とウエストの切り替えがクラシカルな雰囲気を演出。髪はセンター分けのアップスタイルにして、豪華なイヤリングやネックレスで華やかさをアップしていた。
オープニングセレモニー後のインタビューで、柴咲さんは「私にとっては初めての釜山国際映画祭への参加でした。レッドカーペットも歩かせていただいて、すごく華やかで活気もあって、たくさんのお客様に見つめられてちょっと恥ずかしかったです(笑)」と笑顔でコメントした。
また、「自分が演じた理子の“内に秘めてしまう性格”はすごく自分にも近い部分があるなと思う」といい、「海外の方々にこの作品がどういう風に届くのかなというのは興味があります」と話した。
映画は、作家の村井理子さんが実際に体験した数日間をまとめたノンフィクションエッセイ「兄の終い」が原作。絶縁状態にあった実の兄の突然の訃報から始まる家族のてんてこまいな4日間の物語を描く。柴咲さんは、マイペースで自分勝手な兄に幼いころから振り回されてきた主人公の理子を演じる。