「小さい頃は、神様がいて」第1話の一場面(C)フジテレビ
俳優の北村有起哉さん主演で、仲間由紀恵さんが出演するドラマ「小さい頃は、神様がいて」(フジテレビ系、木曜午後10時)が10月9日に始まる。脚本は「最後から二番目の恋」シリーズなどで知られる岡田惠和さん。レトロマンションに住む3家族の物語を描くホームコメディーで、北村さんと仲間さんは夫婦役を演じる。北村さんは地上波ゴールデン・プライム帯ドラマ初主演。初回は15分拡大。
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19年前、小倉渉(北村さん)と妻・あん(仲間さん)はある事を機に「子供が二十歳になったら離婚する」という約束を交わしていた。それをすっかり忘れてマイペースに生きてきた渉と、心の支えにしてきたあん。思いの異なる二人は何気ない日常の中で、少しずつ心を揺らしていく。
◇第1話のあらすじ
東京郊外の「たそがれステイツ」1階。愛妻家の永島慎一(草刈正雄さん)は家事や地域活動にいそしんでいるが、さとこ(阿川佐和子さん)はあまり関心がない様子。2階では社交的な樋口奈央(小野花梨さん)と内気な高村志保(石井杏奈さん)の女性カップルが同棲。部屋にはほとんど家具がなく、キャンプ用テントを張って二人で寝ている。とても幸せそうだ。
3階には食品会社勤務の小倉渉、主婦の傍ら仕事をしているあん、映画監督を目指す大学生の娘・ゆず(近藤華さん)の三人家族が住む。息子の順(小瀧望さん)は消防士として独立している。
約20年前、何とか第一志望の大学に合格した渉と、滑り止めの大学に合格したあん。合格発表の場で、あんは歓喜のあまり号泣している渉に突然ハグをされ、思わずビンタする。そんな出会いから、やがて二人は交際し、就職、結婚。妊娠したあんは会社を辞めた。今、小倉家は一見平穏な日々を送っていた。
ある日、東京に台風が襲来。慎一は川の氾濫に備えてマンション前に水嚢(すいのう)を積む。それを手伝った渉は、マンションの住人が集まって小倉家で夜を過ごすことを提案。張り紙を見た奈央と志保は、思案の末に小倉家へ。
皆が自己紹介をし、一夜を過ごすうちに打ち解けていく。夜が明け、渉は「子供が二十歳になったら離婚するなんて言ってたこともありました」と笑顔で過去を懐かしむ。
その夜、あんは渉に衝撃の告白をする。「生きてるんだけど、あの約束。そのつもりでずっと生きてきたんだけど」と伝え……。
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