劇場版アニメ「もののけ姫」（1997年）の4KデジタルリマスターIMAXプレミア試写会の舞台あいさつに登場した石田ゆり子さん

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石田ゆり子：「もののけ姫」のサン役「もう一回やりたい」と後悔も　海外で「ものすごく尊敬される」と鼻高々

2025年10月20日　21:33

　俳優の石田ゆり子さんが10月20日、東京都内で開催された劇場版アニメ「もののけ姫」（1997年、宮崎駿監督）の4KデジタルリマスターIMAXプレミア試写会の舞台あいさつに登場。サンの声を担当した石田さんは、アフレコを「もう一回やりたい」と思っていることを明かした。

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　サン役に選ばれたときは「なぜ私なんだろうって。でも本当に天にも昇るほどうれしかった」と振り返った石田さん。ただ、慣れないアフレコは「難しかった」といい、「（へただったため）多分私はギリギリまで『この子やめた方がいいんじゃないか』って思われていたと思うんですよね。今でももう一回やりたい。でも、もうこの声は出ないので……」と少し悔いが残っていることを明かした。

　ただ出演したことで、「例えば海外に行くと、どんな作品に出ていますかって必ず聞かれるんですけど、その時、最初に『もののけ姫』でサンの声をやっておりますって言うと、ものすごく尊敬される」と鼻高々だった。舞台あいさつにはアシタカ役の松田洋治さん、スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーも出席した。

　「もののけ姫」は、神の呪いを受けた青年アシタカと、犬神に育てられた少女サンが、自然を破壊しようとする人間らと、自然を守る神々との戦いに巻き込まれていく物語。1997年に公開され、興行収入193億円を記録し、公開当時の日本映画の歴代興行収入記録を塗り替えた。松田さん、石田さんのほか田中裕子さん、小林薫さん、森光子さん、美輪明宏さん、森繁久彌さんが声優として出演した。10月24日から全国のIMAX劇場で期間限定公開される。

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