映画「てっぺんの向こうにあなたがいる」の初日舞台あいさつに登場した天海祐希さん
俳優の天海祐希さんが10月31日、東京都内で行われた、吉永小百合さん主演の映画「てっぺんの向こうにあなたがいる」(阪本順治監督)の初日舞台あいさつに出席。タイトルにちなみ「あなたにとって、てっぺんの向こうには?」という質問に「自分がいる」と回答した。
あなたにおすすめ
元NHKアナ住吉美紀:選んだ道を正解にしていくのが人生 「直感がすごく大事」
天海さんは、「どこまでいっても自分との戦いだなと思って。いつまでたっても頂点は見えず、いつまでたっても自分との戦い。毎作、自分の才能のなさとかにぶつかるんですよ。それと戦うの、本当に」とコメント
現在80歳の吉永さんも「『ダメだ、ダメだ』と思って、『次はもうちょっとよくなるんじゃないか』とこの年齢になっても思います」と話すと、天海さんは「そういうものと戦っていらっしゃるから美しい」としみじみ。
天海さんは続けて、「『最高!』と思ったら、やめていると思います。悔しい、できなかった、もう一回やろうって……」といい、会場に向かって、「いろんなご職業の方、学生さんもそうですし、たぶんご自分といつも戦っていらっしゃると思います。そんな戦う人を支えている人たちの映画です。ぜひ勇気をもらっていただければ」とアピールした。
映画は、女性として世界で初めてエベレスト登頂を成し遂げた登山家・田部井淳子さんの実話に基づく物語。輝かしい偉業をはたした後、晩年は余命宣告を受けながらも、家族や友人、周囲を朗らかな笑顔で巻き込み、“てっぺん”に挑み続けた女性登山家と家族のストーリーが描かれる。
天海さんは、吉永さん演じる主人公・多部純子の盟友であり、エベレスト登頂の相棒でもある北山悦子を演じた。
イベントには、佐藤浩市さん、のんさん、木村文乃さん、若葉竜也さん、工藤阿須加さん、茅島みずきさん、阪本監督も出席した。
あなたにおすすめ
元NHKアナ住吉美紀:選んだ道を正解にしていくのが人生 「直感がすごく大事」
 
			 
			 
			 
			 
			 
			 
			 
			 
			 
			 
         
         
         
         
         
         
         
         
        