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映画「ほどなく、お別れです」に出演する永作博美さん (C)2026「ほどなく、お別れです」製作委員会 (C)長月天音/小学館
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映画「ほどなく、お別れです」に出演する永作博美さん (C)2026「ほどなく、お別れです」製作委員会 (C)長月天音/小学館

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永作博美:役名“美波”で「現場で混乱するんじゃないかなって」 映画「ほどなく、お別れです」で浜辺美波の母役

 俳優の永作博美さんが、俳優の浜辺美波さんと人気グループ「Snow Man」の目黒蓮さんがダブル主演を務める映画「ほどなく、お別れです」(三木孝浩監督、2026年2月6日公開)に出演することが11月11日、明らかになった。永作さんは、浜辺さん演じる新人葬祭プランナーの清水美空(みそら)の母、美波を演じる。

 永作さんは、「観る人の心を動かす作品になるだろうと感じました」といい、「役名が“美波”なので、『(浜辺)美波ちゃんと間違えられちゃうんじゃないかな』……いや、すみません(笑)。現場で混乱するんじゃないかなって余計な心配もしました(笑)」とコメントしている。

 原作は「小学館文庫小説賞」の大賞受賞作で、累計40万部を突破した長月天音さんのデビュー作「ほどなく、お別れです」のシリーズ(小学館文庫)。葬儀会社に就職したヒロインと厳しい指導役の葬祭プランナーがタッグを組み、“最高の葬儀”を目指すヒューマンドラマになっている。

 葬祭プランナーは、遺族の希望に沿って故人に合った葬儀を提案し、全ての手配と進行を執り行う。浜辺さんは就職活動で全敗した末、葬儀会社にインターンとして働き始めた新人葬祭プランナーの清水美空を、目黒さんは美空をスカウトし厳しく指導する葬祭プランナーの漆原礼二を演じる。

 今回、美空の父・佑司を鈴木浩介さん、祖母・花子を夏木マリさんが演じることも発表された。

 ◇永作博美さんのコメント

 脚本を読んだとき、率直に「難しそうな役だな」と思いました。でも同時に、たくさんの人の心の機微が描かれていて、観る人の心を動かす作品になるだろうと感じました。「こうやって日々を生きる人もいるのか」と共感してもらえるように、美波の心情の揺れを丁寧に表現することを意識して演じました。

 それから、役名が“美波”なので、「(浜辺)美波ちゃんと間違えられちゃうんじゃないかな」……いや、すみません(笑)。現場で混乱するんじゃないかなって余計な心配もしました(笑)。

 作中では、人が亡くなってしまったり、悲しい表情をしていたりと、切ない場面も多いのですが、人が亡くなるという現実と、それをどう受け止めていくのか――観終わったあとには、きっと前を向いて歩いていこうと思えるような作品になると思います。誰にでも必ず訪れるその瞬間について、少し立ち止まって考えるきっかけになれば嬉しいです。決して悲しいだけでなく、前向きな気持ちで受け止められる作品だと思うので、ぜひご覧ください。

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