トーク番組「徹子の部屋」に出演する麻実れいさん=テレビ朝日提供
元宝塚歌劇団の雪組トップスターで芸歴55年、現在75歳の俳優、麻実れいさんが、12月11日午後1時放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演する。
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45歳で2人の子を持つ夫と結婚。当時小学生だった息子たちには「お母さん」と呼ばせず、「ターコさん」と愛称で呼んでもらった。朝5時に起きて弁当を用意したこともあったという。2人とも現在は40代で、それぞれ家族を持つようになり、一安心なのだとか。
東京・神田明神の鳥居の内側に実家がある下町生まれ。人前に出るのが大嫌いで、親元を離れたい一心から宝塚音楽学校に進んだ。もともと宝塚に興味があったわけではないので、ダンスや日舞の授業をさぼり、先生に怒られていたが、上級生の「ウエストサイド物語」を見て「燕尾服(えんびふく)の似合う男役なりたい」と思うようになった。
父は早くに病気で寝込み、舞台に立った姿は一度も見ることができなかったが、母は「若い頃のお父さんそっくり」と喜んでくれたと話す。
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