12月9日放送の「徹子の部屋」に出演した松谷鷹也さん=テレビ朝日提供
プロ野球の巨人・近鉄でプレーした松谷竜二郎さんの息子で俳優の松谷鷹也さんが、12月9日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。31歳。俳優への道や高校野球で大谷翔平選手と対決したことなどを語った。
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プロ野球選手になりたかった。「父がプロ野球選手だったので、小さい時から、兄と父と一緒にずっと野球をやってて、ひたすらプロ野球選手に憧れて、ずっと野球をする日々でした」と回顧。自宅近くの河川敷で父と兄とノックやキャッチボールをしていたという。
父親はノックの打球が非常に早く、そのスピードは「同級生からドン引きされるくらい」だった。「僕が子供の頃からプロ野球選手になりたいと父に話していたので、これくらいトレーニングしなきゃいけないということで、しっかり教えてくれたんだと思う」と話した。
甲子園を目指して福島の高校に進学。「大谷翔平選手が花巻東という岩手県の代表で、僕は学法福島という福島県の代表で、(高校野球の東北大会の)1回戦で当たった」と、打席に立ち、大谷選手の投球に向かった際のことを明かした。
「低めのボール球だと思ってけっこう余裕で見送ったんです。そしたら審判がストライクと言ったので、電光掲示板を見た」ところ、145キロと表示されていた。「僕が今まで対戦した中でいちばんいいピッチャーだと思った。それが大谷選手でした」「僕たちのチームが勝ちました。うれしかったです」と振り返った。
大谷選手は1歳年下。「今思うと、スター選手というか、メジャーで(活躍する)とんでもない選手と対戦できたのはすごくうれしいです」と話した。
プロ野球選手を目指したが、大学時代に肩を故障したのがきっかけで野球を離れた。実家に戻って引きこもっていた時に俳優という新しい夢に出会ったという。
演技を学ぶワークショップに参加し、芝居の勉強をした。そこで、公開中の主演映画「栄光のバックホーム」を手がけた秋山純監督に出会う。「秋山監督と出会って僕の人生が動き出した」と振り返った。
「秋山監督は芸能に表も裏もないという考え方をしていて、僕は俳優をやりたかったんですけれど、裏も表もないから裏方を1から勉強させていただいた」と言い、制作進行の役割でごみを拾ったり弁当の手配をしたりした。
そういった業務をしながら、佐藤浩市さんや高橋克典さん、尾野真千子さん、平泉成さんらベテラン俳優の芝居を間近で見ることができた。「現場にいるたたずまいだったり、スタッフさんへの気配りだったり、表には見えないところを勉強させていただいた」と感謝した。
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