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竹内涼真:「じゃあつく」勝男役が大ヒット! 「代表作を上書きした」と話題に 2025年の活躍振り返る

 2025年10月期に大きな話題となったTBS系火曜ドラマ「じゃあ、あんたが作ってみろよ(じゃあつく)」(火曜午後10時)で、夏帆さんと共にダブル主演を務めた竹内涼真さん。昭和的な価値観の“化石男”だったが、彼女からフラれたことをきっかけにぐんぐん成長していく海老原勝男を好演した。視聴者からは「竹内涼真くんの代表作を上書きした」「竹内涼真以外想像つかないくらいピタッときていた」と称賛の声が上がった。「じゃあつく」を中心に、竹内さんの2025年の活躍を振り返ってみたい。

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 ◇「じゃあつく」の勝男役が大ヒット 「コメディー大正解」の声も

 6月に放送されたスペシャルドラマ「看守の流儀」(テレビ朝日系)など、数々の作品で主演を務めてきた竹内さん。TBSの火曜ドラマは今回が初主演となり、同局のドラマの主演としては「テセウスの船」以来約6年ぶりとなった。

 「じゃあつく」で演じた勝男は、「料理は女が作って当たり前!」と考えている亭主関白思考の男性で、自分は完璧だと信じて疑わない自信家のキャラクター。彼女の鮎美(夏帆さん)の手料理を「おいしい!」と喜んで食べる一方で、「強いて言うなら全体的におかずが茶色すぎるかな。もうちょっと彩りを入れたほうがいい」と何かと一言多い人物だ。

 悪気はなく、「これは鮎美がもっと上を目指せるって意味でのアドバイス」と自信たっぷりに語ったり、冷凍食品を使った弁当について「あれは手作り弁当ではない。解凍弁当!」と持論を展開したり……。第1話で繰り広げられた勝男の言動に対し、SNSでは「最強に腹立つ」「どこか憎みきれない勝男が上手すぎる竹内涼真」と盛り上がりを見せた。

 その後、勝男は鮎美にフラれたことをきっかけに、料理を通じて自分の在り方を振り返っていく。料理を作った人の気持ちを全く想像していなかったことに気がつき、反省して涙を流すなど、徐々にアップデート。そんな勝男を演じる竹内さんの芝居に心を打たれた視聴者も多かった。

 ジーンとさせられた一方で、コメディーのシーンでは大いに笑わされた。竹内さんの表情の演技やリアクションには「竹内涼真のリアクションまじで毎回笑う」「竹内涼真コメディー大正解」といった声が寄せられ、好評を博した。

 コメディーのシーンについて、竹内さんは「コメディーをやろう」という意識を持たずに現場に入ることをインタビューで明かしていた。「120%全力だからこそ、すっ転んだ時に笑えるという状況を常に僕が作りたいんです。だから全力で真面目にやってます」と裏側を明かしていたが、まさに狙い通りとなったのではないだろうか。

 最終話の放送(12月9日)から時間が経過しても「勝男のいない火曜日は何だか寂しかった」という声が上がるなど、視聴者に愛された「じゃあつく」。間違いなく竹内さんの代表作の一つとなっただろう。

 ◇「10DANCE」ではダンス未経験でプロダンサー役に

 12月18日からは、竹内さんと町田啓太さんがダブル主演を務めるNetflix映画「10DANCE」(大友啓史監督)の配信がスタートした。竹内さんはNetflix作品に初参加で、ダンス未経験でプロダンサー役に挑んだ。ワイルドな金髪パーマ姿や徹底的に鍛えられた腹筋なども話題になっている。

 ラテンダンス日本チャンピオンで世界に通用する実力を持ちながら、ある理由から国内の大会にこだわる主人公・鈴木信也役の竹内さんは、社交ダンスに初挑戦。先日行われた配信記念イベントでは、「僕が俳優を始めてまだ12年ですけど、作品をやってこんなに心と体がリンクして充実した作品は……初めてですね」とコメント。企画書を読んで厳しい戦いになると感じつつも「自分の可能性を信じてみたくなった」と覚悟を決めたことを明かしていた。

 そして2026年は、1月13日から主演ドラマ「再会~Silent Truth~」(テレビ朝日系、火曜午後9時)がスタートする。「じゃあつく」のラブコメから一転、切ないヒューマンラブミステリーとなり、竹内さんは殺人事件の容疑者となった初恋相手(井上真央さん)に心が揺らぐ刑事を演じる。

 新ドラマについて、「今回は『じゃあ、あんたが作ってみろよ』で演じているどうしようもない勝男(笑)とはまるで違う役柄。新モードの竹内涼真をお見せしたいと思います」と意気込みを語っていた竹内さん。今度はどんな顔を見せてくれるのか。2026年は「新モード」の竹内さんに注目だ。

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