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俳優の寺島しのぶさん12月31日、歌舞伎座 (東京都中央区)で行われた吉沢亮さんの主演映画「国宝」(李相日監督)の「歌舞伎座大晦日特別上映会」の舞台あいさつに登場。
イベントは、邦画実写ナンバーワン達成を記念し、松竹と東宝の共催で開催。寺島さんは「東宝の映画が、まさかこの師走の 31 日に松竹の管轄の場所で上映できるという、この“奇跡”を私が生きている間、初めて体験したことは一生忘れないだろうなと思っております」としみじみ語り、「この作品が大きくなって、世界に羽ばたいて、日本の伝統芸能がまたたくさんの方に見ていただける機会になった、相当な爪痕を残した作品だと思っておりますし、私もそこの一員として出させていただいたことに感謝いたします」とコメントした。
舞台あいさつには吉沢さん、横浜さん、寺島しのぶさん、見上愛さん、黒川想矢さん、田中泯さん、中村鴈治郎さん、李監督が出席したほか、市川染五郎さん、市川團子さんがサプライズゲストとして登場し花束を贈呈した。
同作は、「パレード」「パークライフ」などで知られる吉田修一さんの同名長編小説が原作。戦後から高度経済成長期の日本を舞台に、任侠の一門に生まれながらも、歌舞伎役者・花井半二郎(渡辺謙さん)の家に引き取られた主人公・喜久雄(吉沢さん)が、半二郎の跡取り息子・俊介(横浜さん)と出会い、正反対の血筋を持つ2人が、命を懸けて芸に人生を捧げていく壮大なストーリー。
今作は、6月6日に公開され、12月30日までの208日間で観客動員1309万8000人、興行収入が184億7000万円と、22年間破られることのなかった「踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」(2003年、173億5000万円)の記録を塗り替え、歴代興行収入ランキングで邦画実写1位を達成(興行通信社調べ)。2026年1月16日からIMAXシアターで、1月23日からはドルビーシネマでの上映も決定した。