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俳優の長澤まさみさんが映画「このごにおよんで愛など」(11月27日公開)で主演することがこのほど、明らかになった。長澤さんが主人公・詩(うた)、柄本佑さんが詩の夫・杜夫、石橋静河さんが詩の恋人・潤奈を演じる。詩に杜夫と潤奈が振り回されながら、3人が織りなす一筋縄ではいかない多様な“愛”の物語がつむがれる。30秒の特報映像、ティザービジュアルも解禁された。
メガホンをとったのは、是枝裕和監督や西川美和監督が設立した制作者集団「分福」に所属し、2人の監督助手を務めてきた新鋭の広瀬奈々子監督。長編映画第2作のオリジナル作品となる。監督は「もっといろんな家族の形があってもいいんじゃないかという思いから生まれました」と語る。
絵本作家の主人公・詩を演じる長澤さんについて、小出大樹プロデューサーが「初めてせりふを読んでもらった際に、瞬く間に詩が現れた」と語るほど、自由奔放に振る舞うけれどどこか憎めない、わがままでチャーミングなキャラクターを見事に演じている。長澤さん自身も「理想とか現実とか、正義感みたいなものが混ぜこぜになっていて、それでも、彼女の素直な態度や、素顔が周りを吸引(する)」と詩について話している。
気遣いができ料理が得意な一面と、古き良き家族観の間で揺らぐ詩の夫・杜夫役を演じる柄本さんは「不器用な欲しがりさんたちがお送りする愛に関する映画」と今作を表現している。石橋さんは、自身が演じる詩の恋人で、担当編集者でもある潤奈について「不器用で、ハリネズミのように棘(とげ)があって、でも心の中には子どものような柔らかさを秘めた人」と詩に不満を抱きながらもいちずな愛情と強い芯を持つ女性を演じた。
3人が同じ作品に出演するのは初めてだが、それぞれ共演経験があり、撮影ではチームワークの良さを見せていたという。広瀬監督も「編集中にもこの3人でよかったと作品が喜んでいるように感じる場面があり、改めて幸せを噛(か)み締めています」と手応えを感じている様子だった。
ホウ・シャオシェン監督の後期作品や「台北暮色」(ホアン・シー監督)などの撮影監督を担ってきたヤオ・ホンイーさんをはじめ、撮影と照明に台湾スタッフが参加し、日台合作映画となった。音楽はシンガー・ソングライターのHIMI(佐藤緋美)さんが手がける。撮影は昨年9~10月に行われ、すでに完成している。