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ミス・ユニバース・ジャパン:4位入賞の西村紗也香さんは元アイドル ロンブー淳発案グループ初代リーダー

 “世界一の美女”を決めるコンテスト「2016ミス・ユニバース」の日本代表の最終選考会が1日、ホテル椿山荘東京(東京都文京区)で行われ、高知県代表の会社員・西村紗也香さん(26)が4位に入賞した。西村さんは、お笑いコンビ「ロンドンブーツ1号2号」の田村淳さんが発案したアイドルグループ「スルースキルズ」の元メンバーで、初代リーダーも務めていた。現在はモデル活動と、保育士をしているという。

 「スルースキルズ」は、田村さんによるプライベート企画「淳の休日」でオーディションによって1期生9人が選出され、2013年1月に結成された。グループ名は「どんな誹謗(ひぼう)中傷、罵詈雑言(ばりぞうごん)を浴びせられてもスルーするスキルを持つ」を由来としている。西村さんはグループがメジャーデビューする前の15年3月14日のライブをもって“卒業”した。

 西村さんの出身は神奈川県で、身長168センチ。バスト80センチ、ウエスト57センチ、ヒップ84センチ。コンテストの公式サイトに掲載されたインタビューで「最も誇りに思っている達成は何ですか?」との質問に「アイドルグループのリーダーを1年間務めました。当時結成されたばかりのグループをまとめ、その基盤を築き、1年間誰一人辞めることなく活動できたことは私の誇りです」と答えている。

 また「過去に従事した仕事で興味深いものや珍しいもの」として「“罵(ののし)って良いアイドル”として活動したこと」を挙げ、「人は興味のないことに対しては一切無関心ですが、認知されている限り、マイナスの印象をプラスに変える希望があります。愛ゆえの叱責(しっせき)を受けることもあり、罵りと愛は紙一重ということを実感しました」と振り返っていた。

  「ミス・ユニバース」は1952年に始まった世界で最も歴史あるコンテストで、80カ国を超える国々の代表が集まる。日本代表を選出する「ミス・ユニバース・ジャパン」は、「世界一の美女」を目指す日本女性を選出してプロデュースし成長プロセスを追う美の祭典。

 1日の最終選考会では、全国47都道府県で開催された地方大会を勝ち抜いた各地区の代表46人が参加し、滋賀県代表の大学生・中沢沙理さん(22)が日本代表に輝いたほか、2位に熊本県代表の大学3年生・松本紗也加さん(20)、3位に福島県代表のジャスダンスインストラクター・佐藤真瑚さん(23)が選ばれた。

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