主演連ドラ「冬のなんかさ、春のなんかね」の第1話完成披露試写会に出席した杉咲花さん
俳優の杉咲花さんが1月10日、東京都内で行われた、主演を務める14日スタートの連続ドラマ「冬のなんかさ、春のなんかね」(日本テレビ系、水曜午後10時)の第1話完成披露試写会に出席。「手前味噌ですが、とても好き」というドラマの見どころや共演者とのエピソードなどを語った。
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ドラマは、「愛がなんだ」「アンダーカレント」などの今泉力哉監督がオリジナル脚本を書き下ろした。小説家の主人公・土田文菜(杉咲さん)は恋人はいるものの、さまざまな過去の恋愛体験が影響して、いつからか“きちんと人を好きになること”“きちんと向き合うこと”を避けている。そんな文菜が今の恋人・佐伯ゆきお(成田凌さん)と真剣に向き合うために、これまでの恋愛を振り返っていく……というストーリー。
杉咲さんは、第1話の感想を聞かれ、「ポケットに忍ばせて誰にも見えないところで、そっとなでていたくなるようなドラマになっている気がしました。極めて個人的で勝手な恋愛の話ですが、切実な悩みをそれぞれの登場人物が抱いていて、そんな時間をじっくりぜいたくに描いている。手前味噌ですが、とても好きだと思ったし、こんなドラマが見たかったなと思いました」と話した。
NHK連続テレビ小説「おちょやん」(2020年11月~2021年5月)で夫婦役を演じた成田さんとは、今作では恋人役で「妙な小っ恥ずかしさがあったんですけど、朝ドラが終わった当時、次に共演できるのは5年後くらいかなと話していたら、本当に5年たって、こんな機会を得たのはすごくうれしい」と語った。
また、今泉監督について、「衝撃的だったのが、脚本に書いてある内容を覚えていない」と暴露。「文菜が“相手の言葉を聞く前になにかを察してニヤニヤする”というト書きがあって、その通りにお芝居したつもりだったんですけど、今泉さんに『なんでニヤニヤしてるんですか? もう相手の言うことわかっちゃってる人みたいだからニヤニヤしないで』って言われて。『書いたの今泉さんですよね?』っていうことがあった(笑)」と明かすと、今泉監督が「自分は現場であまり台本を見ないので。そういうことは日々起きていて……すみません」と謝罪する一幕もあった。
杉咲さんは「多くの人から分かりやすく共感を得られるような作品ではないかもしれませんが、なかなか人に理解してもらえないような葛藤や、まだあまり世の中に浸透していない悩み、優しい人が優しすぎるがゆえ感じてしまう、ささくれのような痛みや小さな喜びが描かれているドラマ。どこかにいるかもしれない一人一人に向けてつくられた作品で、そのひとりが、テレビの向こう側にいる誰かだったらいいなと願っています。毎日心を込めて撮影していますので、どうか最後まで見届けていただけたら」と呼びかけた。
イベントには、成田さん、内堀太郎さん、今泉監督も出席した。岡山天音さんは体調不良で欠席した。
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