en_PELORIパン屋創業10年の店主が考える新しい食の形、ファストフードでもクラフトバーガーでもない「料理として」の一皿、『ナチュールバーガーレストラン』en_PELORI(ペロリ)が誕生しました。

en_PELORI店内
窓から見える「唐樋札場跡(山口県萩市)」は萩往還・赤間関街道・石州街道の起点にあたる場所であり、かつて藩の御触れが高札として掲げられました。高札というメディアを通じて掲げられ、人々はその札を読むために集まりました。
メディアの役割は時代とともに変わり、伝達手段の変化は「何を伝えるべきか」という内容そのものをも変えてきました。ペロリは、この札場を現代に更新する試みとして存在しています。私たちが伝えたいのは、目の前あるモノがどのようがプロセスを経てここに在るのかという背景と、その生命の証そのものです。
私たちが「現代の高札」として選んだ表現手段は、言葉を尽くした貼り紙ではなく、その土地の呼吸を封じ込めた「一皿の料理」でした 。
フランス語の「etiquette(エチケット)」の語源は、宮廷の作法を記した「貼り紙(貼り札)」にあります 。食材の来歴や生産者の営みを貼り札のように明示し、伝える。この誠実な姿勢こそが現代のエチケットであると私たちは考え、一皿の料理を「メディア」として発信しています 。伝えることがエチケットである時代に、私たちは生きています 。

札場跡交差点の一角にあるen_PELORIの外観

窓から見える「唐樋札場跡地」
ペロリでは、店主自ら生産者の元へ向かい、収穫したての野菜や萩沖の鮮魚を直接受け取る「取材」から一日は始まります。生産者と直接繋がり、その日、その季節の素材で仕立てるバーガーをコース仕立てで提供しています。イメージの源流にあるのは、デンマーク・コペンハーゲンの「POPL(ポプル)」その背景にあるニューノルディックキュイジーヌ(新北欧料理)の精神に深く共鳴しました。食材の背景を伝え、その土地の呼吸を身体に取り込む。その土地のテロワール(風土)を五感で感じる新たな食体験を、私たちは「ナチュールバーガー」と名付けました。
メニュー開発には、山口市佐山のフレンチレストラン「mitsuwa」のオーナーシェフによる監修を仰ぎました。パン屋「yuQuri」創業10年の経験を活かして、4種のバンズの独自開発、それぞれの具材をフレンチの繊細な技術と構成力で融合させました。

自然農栽培で育てられた甘夏を、生産者とともに収穫
ペロリが提案するのは、ファストフードの気軽さや、効率的にお腹を満たすためのバーガーでもなく、ボリューム感やこだわりのソースを味わうクラフトバーガーでもありません。地元の食材を尊び、サスティナブルな食のあり方を追求する「ニューノルディックキュイジーヌ(新北欧料理)」の精神を萩の地で表現することでした。バーガーを料理の一皿として昇華させ、バーガーをメインに据えた「コース仕立て」という形に辿り着きました。
コースという形をとる最大の理由は、食材ひとつひとつと丁寧に向き合い、その食材の背景にある物語を深く味わっていただくためです。
前菜は、素材へのこだわりを五感で感じていただくための重要な役割を担っています。前菜で、五感を研ぎ澄まされることで、メインのバーガーを口にしたときの感動や味わい方は劇的に変化します。私自身、フレンチシェフの提案していただいたレシピを体験したとき、そのストリー性に満ちた流れに深く感動し、新しい発見がありました。
驚きは視野を広げます。ゆっくりと時間をかけて味わう「時間」そのものを提供するために、「コース仕立てでバーガーを味わう」という新しい食の形を提案いたします。

萩沖〆鯖と根菜のサラダ仕立て(自家製スモークリコッタチーズとサワークリーム)、温野菜と青のりのゼッポリーニ(アンチョビソース)、サルサバーガー(パプリカバンズと長萩和牛のパティ、サルサソース)
この5ヶ月、私たちの「食のメディア」には多様なシーンが描かれてきました。
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次世代へ:ご家族と訪れた小学生のお子さまが、初めて触れる「大人の味」や所作に目を輝かせ、慣れないナイフとフォークを一生懸命に動かす 。その背伸びした誇らしげな表情は、食を通じた知的好奇心の芽生えそのものでした。
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世界へ:海外からのゲストが、私たちのプロセスに感動し贈ってくださった「Perfect」という称賛 。言葉の壁を超え、普遍的な価値として届いた確かな手応えとなりました。
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旅路へ:「この店に来ることを目的に、萩に来てほしい」ある旅人のその言葉は、この場所が再び誰かの旅の起点になることを期待させてくれます。
お一人で自分を労わる贅沢なひととき、あるいはご友人、ご家族でゆっくりと流れる時を愉しむ。コース仕立てであるからこそ生まれる豊かな余白は、私たちが料理を「メディア」として伝え続けていくための、確かな糧となっています。
お食事は、2種の前菜とメインのバーガーからなるコース仕立てでご提供いたします。
前菜は、地元の旬の食材をフレンチシェフ監修により繊細に組み合わせた二皿。季節の移り変わりとともに、新たな味わいをお楽しみいただけます。
メインのバーガーには、それぞれの具材に調和する4種のバンズを独自に開発いたしました。パン屋ならではのこだわりが詰まったバンズです。
お飲み物は、ナチュラル(自然派)ワインを中心に、お料理とのペアリングを考えた自家製ノンアルコールドリンク、スペシャリティコーヒーを取り揃えております。
【メニュー例(4月ー)】
- 前菜2種:
真鯛と柑橘のカルパッチョ(柑橘ソース)
オニオングラタンスープ

真鯛と柑橘のカルパッチョ

オニオングラタンスープ
- 選べる4種のバーガー
チーズバーガー (コース料金 3500円)
(長萩和牛のスネ肉100%を粗挽きに、チェダーチーズと合わせたコクと旨味)
2.サルサバーガー (コース料金 3200円)
(パプリカを練り込んだバンズ、長萩和牛のパティ、フレッシュ野菜のスパイシーなサルサソース)
3.ベジタブルチキンバーガー (コース料金 2900円)
(低温調理した長州どりと季節の野菜を、ジャガイモのフォカッチャバンズで)
4.フィッシュバーガー (コース料金 2900円)
(ひじきを練りこんだ白パンに、萩沖の白身魚とハーブで合わせた磯の香り)

チーズバーガー

サルサバーガー

ベジタブルチキンバーガー

フィッシュバーガー

4種のバンズ(カンパーニュバンズ、パプリカとクミンのバンズ、ひじきの白パンバンズ、ジャガイモのフォカッチャバンズ)
効率やスピードが重視される時代だからこそ、あえて時間をかけて食事を楽しむ「特別な時間」を提供したい。前菜から始まるストーリーをゆっくりと楽しみ、土地の呼吸を身体に取り込んでいく、ペロリでしか味わえない、記憶に残る食体験をお届けします。
【店舗情報】
・店名:en_PELORI(ペロリ)
・所在地:山口県萩市唐樋町9
・電話番号:0838-21-4002
・営業時間:昼営業:11:30-15:30
夜営業:17:00-21:00(完全予約制)
・定休日:水曜日
・Instagram @pelori_burger_hagi
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