株式会社光文社7月にAmazon Primeで著書『犯罪者』がドラマ化! いま一番注目の作家、太田愛氏の初の短編集『最初の星は最後の家のようだ』(光文社刊)に収録されていた「十月の子供たち」。2025年の刊行時から話題になっていたこの短編の英訳版(滝沢 カレン アン訳)が完成し、5月22日より、太田氏の特設ホームページで公開されました。
https://www.ai-ota-october.com/
翻訳家・金原瑞人氏絶賛!
〈まず、「十月の子供たち」が素晴らしい。どこともわからない場所に生きる双子の姉弟の物語は、現代を見事に写してみせる。エンディングにそっと差し出される、絶望の果ての祈りに似たかすかな希望。終わりの数ページは一編の詩としか思えない。〉
●翻訳に至る経緯
2025年6月に『最初の星は最後の家のようだ』が刊行されました。そちらの帯にコメントを寄せていただいたのが翻訳家の金原瑞人氏でした。上記にあるように特に「十月の子供たち」を絶賛された金原氏が、これはぜひ他の言語に翻訳し、いまこの時代を生きる世界の人々に読んでもらいたいとのお話をされ、まず英訳企画がスタート。滝沢 カレン アン氏(法政大学名誉教授)に英語での翻訳を依頼。金原氏の協力もあり、翻訳が完成し、英訳版と日本語版を掲載した特設サイトを太田氏が開設いたしました。今後は他の言語での翻訳も検討しています。
●「十月の子供たち」ストーリー
あの十月、二卵性双生児の〈わたし〉と〈ぼく〉は七歳だった。金曜日の夜、大気をつんざくような轟音に、ベッドから跳ね起きたふたり。「五分で用意なさい。出発よ」母さんの言葉で〈びっくりキャンプ〉へと赴くことになったが、向かったのは納戸の奥にある地下室だった……。

『最初の星は最後の家のようだ』書影
●著者プロフィール
太田愛(おおた・あい)
香川県生まれ。1997年、「ウルトラマンティガ」で脚本家デビュー。一般ドラマからアニメーションまで幅広く執筆。特に「相棒」「TRICK2」などの刑事ドラマやサスペンスドラマで高い評価を得ている。2012年『犯罪者クリミナル』(後に『犯罪者』に改題)で小説家デビュー。13年『幻夏』で第67回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)にノミネート。17年『天上の葦』は発表直後より、高いエンターテインメント性に加え、国家によるメディア統制と権力への忖度の危険性を予見的に描いた内容で大きな話題となる。20年『彼らは世界にはなればなれに立っている』で第4回山中賞受賞。23年『未明の砦』で第26回大藪春彦賞受賞。2025年、「十月の子供たち」が収録された初の短編集『最初の星は最後の家のようだ』を刊行。2026年7月『犯罪者』がAmazon Primeでドラマ化予定。
●書籍情報
【タイトル】最初の星は最後の家のようだ
【著者】太田愛
【目次】
一 遊戯室 十月の子供たち
二 中庭 サイレン
三 舞踏室 夏を刈る
四 書斎 鯉
五 階段 給水塔
エッセイ 異界、異形の者をめぐる記憶
【判型】四六判ハードカバー
【定価】1980円(本体1800円+税10%)
【発行】光文社
【ISBN】978-4-344-10675-1
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