[写真4]写真に撮られる際の立ち方は、片方の足を引いて、前側の脚はピンと張るようにしましょう
美脚……。スカートのときでもパンツのときでも、スラリとした脚は人目を引きますよね。私は仕事でミニスカートをはくことも多いので、1年中ケアは欠かさないようにしています。以前、この連載でも触れたことがありますが、私はとても脚がむくみやすい体質。日常のちょっとした心がけでむくみ対策を実践しています。
あなたにおすすめ
東京国際映画祭:綾瀬はるか、井上真央、米倉涼子がドレスアップ 芳根京子は振り袖、水原希子、河合優実、菊地凛子も
◇すべての基本は姿勢
脚のむくみ予防として私が最も気をつけていることは、姿勢! 立っているときでも座っているときでも、体にちょっとだけ力を入れて、緊張感を持たせるようにしています。ほんの少しの力だけれど、実は意外と体力を使うんですよ(笑い)。でも日常に取り入れられることなので、無理なく続けることができています。インナーマッスルを使うので、続けることで体形も引き締まってきますよ♪ 第7回の「ストレッチ~やせやすい体づくり」を参考にしてみてください。
そしてうれしいのが、その姿勢自体にも美脚に見せる効果があるという点。むくみ予防をしながら美脚に見せられるのだから、ぜひみなさんにも試してほしいです!
◇立ち姿の脚をキレイに見せる姿勢
立っているときは、背筋を伸ばすことはもちろんですが、できるだけ両足の太ももをくっつけるようにするのがベスト。おのずとひざを伸ばす形になるので、まっすぐのラインが出来上がります。ヒップアップにも効果が期待できるので一石二鳥!
◇座っているときの脚をキレイに見せる姿勢
椅子に座っている場合は、二つのパターンがあります。
<両脚をまっすぐに立てる場合>
椅子に座って90度に脚を下ろした状態から、半歩前に出します。出し過ぎると下品になるので半歩ですよ![写真1]
そして、脚を左右どちらかに傾けるというテクニックは割と有名ですよね。けれども、どのくらいの角度がベストかは知ってますか? あまり傾け過ぎても、品がなくなるのでよくないんです。私がオススメするのは、外側のひざが体の中心に来る位置。右に傾けた場合は左脚のひざが、おへそのラインに合わさるところです。[写真2]
そして、両脚のかかとは少し浮かせる。その方が正面から見たときに長くキレイな形に見えるので◎!
<脚を組む場合>
脚を組む場合は注意が必要です。上に乗せた方の太もものお肉が、見え方によってとっても目立ってしまうから。“ブニョッ”とつぶれた太ももは決してキレイではありません! 気を抜くと見られちゃってますよ~。
そのため、上の脚は少し浮かせてラインが崩れないようにキープ。かかとも下側の脚にピタッと密着させて、足首があまり曲がらないようにましょう。[写真3]
仕上げはおなかにグッと力を入れて、背筋をまっすぐに!
そうなんです、脚を組む場合のほうが、実は筋力が必要なんです。長時間、この姿勢をしていたい場合は、ときどき組み替えたりしながら疲れ過ぎないように気をつけてくださいね。疲れてしまっては結局むくみの原因になってしまうので、頑張り過ぎは禁物!
◇写真撮影で美脚に見せる!
1.先ずは鏡を見てチェック!
ヘアースタイル、洋服のボリューム、靴のヒールの高さ……トータルバランスを必ずチェックしましょう。
*例えば、脚をスッキリ見せたいときは、トップスにボリュームをもたせて逆三角形を意識します。
2.撮られ方
脚を長く見せる場合は、あおりでカメラを構えてもらいます。
そして立ち方としては、片方の足を引いて、前側の脚はピンと張るということ(前側の脚のかかとから、5センチの間隔を空けた位置に、後側の脚を置きましょう)。[写真4]
最後に腹筋に少し力を入れて、頭のてっぺんを引っ張られているようなイメージでまっすぐ立ちます。
◇小さな目標も一緒に持つとGOOD!
今回は姿勢と写真撮影のときのテクニックを紹介しました。
実は私自身は、脚をキレイに見せようと意識したのは大人になってから。「夜もヒッパレ!」に出演していたころ、共演者や周りの方々からミニスカートの衣装を褒めていただいたことがあって“せっかく喜んでもらえたんだから、もっと磨きをかけよう!”と思ったのがきっかけでした。
ファッション誌のモデルさんの中からその日の自分が過ごしたい女性のイメージを持つのもオススメ! まねをしてなりきるのも大事ですよ。
キレイを目指すのに、遅いなんてことはありません! まずは、やる気を出して! 楽しみながら一歩ずつ前進しましょう。
*……次回は11月28日に掲載予定です。
あなたにおすすめ
東京国際映画祭:綾瀬はるか、井上真央、米倉涼子がドレスアップ 芳根京子は振り袖、水原希子、河合優実、菊地凛子も