映画「Never After Dark/ネバーアフターダーク」で主演を務め、取材に応じた穂志もえかさん
輝く女性に美容法や心の整え方など、美しさの習慣を聞く「私の美容習慣」。今回は映画「Never After Dark/ネバーアフターダーク」(デイヴ・ボイル監督、公開中)で主演を務める俳優の穂志もえかさんに聞いた。
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「美容、健康のために毎日欠かさずやっている」と自信を持って言えることが、正直あまりないのですが、30歳を過ぎて、体の不調を感じることが多くなってきた気がしています。「何もしていません」と宣言することが、かっこよくもなんともなくなってきました。
ストレッチをすると、痛かったところが伸びるとか、「今ここが凝っているんだ」とか、自分の状態が分かります。本当にシンプルな動きでも、自分の体がどうなっているかということを知ることで、何かしらのケアをしようとか、整えようという気になりますよね。それが結果として自分を大切にすることなんじゃないかと思っています。
今まで「ストレッチだるいな」「何もしなくても問題ない」「もしものときは整体に行けば大丈夫でしょ」と楽観的に思っていたんですけど、ちょうど2日くらい前からストレッチを始めたんです。ホヤホヤの話です(笑)。姿勢がよくなるとか、痛みがなくなるとか、そこまでではなくても、自分がちょっと整って、状態のいい自分に近づけるなら、気分がいいものですし、続けていきたいなと思っています。
人の「美しさ」には結局、内面が全部出るような気がします。顔つきであったり、人への接し方であったり。私にとって、どんな内面がすてきかなって考えると、シンプルに言えば優しいということ。「自分の軸」がしっかりあって、自他の境界線のようなものを保ちながら、可能な限り他者に手を差し伸べられる人、それが本当に理想とする姿かもしれません。
まずは自分を知るということが大事なんだと思います。相手を助けたいと思っても、がむしゃらにエネルギーを注ぎすぎて自分も壊れたら元も子もない。今の自分には何ができるかを知り、その上で惜しみなく優しさや愛情を与えられる人。そういう状態の人が私の目には美しく見えるんだろうなと思います。そのためにはまず自分自身が整っていないといけませんよね。私も自分をしっかり整えて、優しさを与えられる人になりたいです。
<プロフィル>
ほし・もえか 千葉県出身。講談社主催「ミスiD2016」でグランプリを獲得。2018年公開の「少女邂逅」で映画初主演を果たす。「SHOGUN 将軍」(2024年)では宇佐見藤を演じ、第30回クリティクス・チョイス・アワードドラマシリーズ助演女優賞を受賞。ドラマ「京都人の密かな楽しみRouge継承」(NHKBS)ではドラマ初主演を務めた。近年の主な映画出演作に、「街の上で」(2021年)、「窓辺にて」(2022年)、「生きててごめんなさい」(2023年)、「誰よりもつよく抱きしめて」(2025年)などがある。2026年の待機作に映画「メモリィズ」(6月12日公開)がある。
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