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KITTE:東京・丸の内に新商業施設オープン 話題のスポットに800人が列

 東京・丸の内に新たな商業施設「KITTE(キッテ)」が21日にオープンした。日本郵便が運営する初の大型商業施設でJR東京駅前の旧東京中央郵便局跡地(東京都千代田区)に建てられた高層ビル「JPタワー」の地下1階から地上6階まで、ファッションや雑貨、日本各地の名産品を販売するショップやレストランなど計98店舗が出店する話題のスポットで、開業前には約800人の長蛇の列ができた。

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 「KITTE」は、旧東京中央郵便局舎を一部保存・再生した区画と新たに建築した区画かなる商業施設。地下1階から地上6階までの7フロア(計9400平方メートル)には、「Feel JAPAN」をコンセプトに、日本の“心地よさ”や“奥深さ”などを伝えるショップやレストランなど98店舗が出店。内装デザインは建築家の隈研吾さんが手掛けており、1階から5階までの開放的な吹き抜けや、東京駅丸の内駅舎を一望できる屋上庭園「KITTEガーデン」などもそなえている。

 東京駅丸の内地下広場と直結する地下1階は食のフロア「KITTE GRANCHE(キッテ グランシェ)」で、“全国ご当地銘品フロア”をテーマに全国各地から34のショップが集結。弁当やスイーツ、イートインスペース、カフェなどのショップが並び、限定商品も用意される。

 1階には、上島珈琲店がプロデュースする新業態のコーヒー&バール「東京ロビー」やビールメーカー直営のビアパブ「BEER&SPICE SUPER “DRY”」などが出店。1866年(慶応2年)創業の高級えび菓子の老舗「桂新堂」やクリエーターたちの作品を通じて日本の物作りを紹介する「『+S』Spiral Market」などの店舗が入る。

 2~4階はファッションや雑貨を取りそろえたフロアで、4階には東京初出店のブックカフェ「マルノウチリーディングスタイル」や京都の雑貨店「アンジェ」による“書斎”をテーマにしたステーショナリーショップ「アンジェ ビュロー」などが並ぶ。

 5階は「わが街のぬくもり」、6階は「日本のおもてなし」をテーマにしたレストランフロアで、東京初出店となるイタリア料理「ピッツェリア エ トラットリア ダ・ボッチャーノ」(5階)やレストラン&バー「アルカナ東京KARATO」(6階)をはじめとする飲食店が集まっている。

 営業時間は、午前11時~午後9時(飲食店は午後11時まで)。日曜・祝日は午前11時~午後8時(飲食店は午後10時まで)。(毎日新聞デジタル)

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