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彼女がキレイな理由:夏菜さん 未知の世界に興味津々「飛び込みたい!」 「監禁探偵」ヒロイン

 2012年10月から今年3月まで放送されたNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「純と愛」で自分の信念を貫く純粋で前向きなヒロインを演じた女優の夏菜さん。三浦貴大さんとダブル主演した映画「監禁探偵」(及川拓郎監督)では、一転して謎の多い美女・アカネを演じている。映画では、自身が思うほどのセクシーさを発揮できなかったといい、「もうちょっと大人になりたい。色気がほしいです」と語る夏菜さんに、将来の自分の理想像や結婚観について聞いた。(毎日新聞デジタル)

 オフの日には部屋にいることが多いという夏菜さんは「家で快適に過ごすために、インテリアにも興味があるし、料理もやっています。食べるのは大好き!」と語る。作る料理のジャンルは?と聞くと「韓国、タイ、和・洋はやりますね」と幅広いレパートリーを挙げた。「家では、基本的にそういうのを作ったり食べたりしています。好みの味にするのが好きですね」といい、「時間があればお料理教室にも行ってみたい」と笑顔で語る。

 とはいっても、夏菜さんの「お料理教室」はいわゆる花嫁修業とは異なるようで「結婚は、したいんですけれど、最近そうでもなくなってきて……」と結婚観を明かす。「もうちょっと、いろんな世界に飛び込んでみたい。もっといろんな場所を見て……日本だけじゃもったいない気がする」と、興味は結婚よりも世界に向いている。「世界で感性を磨いて戻って来るのかもしれないし、違うことを始めたくなるのかもしれないし。インスピレーションを大事に、もしそこでいい人に出会ったら結婚するかもしれない」と笑う。

 結婚相手に求めるのは「笑いのポイントが一緒の人。笑うことが一番大事だと思うので、笑いのポイントが違うとつらくなっちゃう」という夏菜さん。結婚相手は外国人でもいいのかとたずねると、「いや、英語がしゃべれないから、日本人がいいんでしょうけれど(笑い)。結婚も、いつかしたいですよね。(外国語が)しゃべれるようになったら(外国人でも)ね」とちゃめっ気たっぷりに語った。

 そんな夏菜さんに、10年後の自分を想像してもらうと、「あんまり変わっていないんじゃないかな。精神的には13歳のころとだいたい変わっていない。体形的には、もうちょっと大人になりたい。色気がほしいです……」と語った。仕事は「役者さんも続けたいし、カフェとかもやりたい。いろいろチャレンジしていろんなことをやってみたい」と目を輝かせた。今、プライベートでやってみたいことは「スキューバダイビング! スカイダイビングもしたい。私、飛び込みたいんですね(笑い)。違う世界を見てみたい」と思いを巡らせていた。

 <プロフィル>

 1989年5月23日生まれ、埼玉県出身のA型。趣味はモダンバレエ、料理、ショッピング。2005年に女優としてデビューし、アニメ化もされた「君に届け」(10年)の矢野あやね役で映画デビュー。11年公開のSFアクション映画2部作「GANTZ」「GANTZ PERFECT ANSWER」にも出演して、女優としての存在感を見せた。同年にバラエティー番組「ピカルの定理」にレギュラー出演。12年10月にNHK連続テレビ小説「純と愛」で初主演を果たした。13年は4月期の連続ドラマ「ダブルス」(テレビ朝日系)で、刑事役に初挑戦。映画「監禁探偵」では、主役の一人で謎の美女・アカネ役を演じている。

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