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日本アカデミー賞:最優秀主演男優賞は松田龍平 「舟を編む」で初受賞

 「第37回日本アカデミー賞」の授賞式が7日、東京都内で開かれ、映画「舟を編む」に主演した俳優の松田龍平さんが初の最優秀主演男優賞に輝いた。司会の樹木希林さんから名前が読み上げられると松田さんは「いやー、うれしいです。光栄です」と笑顔を見せつつ、頭をかいた。

 「大島渚監督の『御法度』で新人賞をいただいて、それからこうやって主演男優賞をいただいて、すごく僕の親父(おやじ)を好きだった人に期待されているなと(思う)。いろんな方に影響を受けて、その中で自分のやれることを見つけていけたらいいなと(思う)。ありがとうございます」とあいさつ。樹木さんから父・松田優作さんの影響はあるかと聞かれた際には「うまく言葉にならないですけど、目標にしているところはあります」とも語った。

 「舟を編む」は2012年の本屋大賞を受賞した人気作家・三浦しをんさんのベストセラー小説が原作。出版社で働く主人公の馬締光也(松田さん)が、営業部から辞書編集部に迎えられ、個性的な面々の中で、辞書の世界に没頭していく……という展開。光也が思いを寄せる大家の孫娘で板前修業中の香具矢を宮崎あおいさんが演じたほか、オダギリジョーさん、八千草薫さん、小林薫さん、加藤剛さんらが出演。「川の底からこんにちは(09年)などで知られる石井裕也監督がメガホンをとった。

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