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ハリウッドで活躍し、人気絶頂のなか女優を辞め、モナコ公妃となったグレース・ケリーの人生を描いた伝記映画「グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札」(オリビエ・ダアン監督)が10月に全国公開される。14日に開幕する第67回カンヌ国際映画祭のオープニング作品に選ばれた本作は、「めぐりあう時間たち」(2003年公開)でアカデミー賞を獲得した女優のニコール・キッドマンさんがグレースを演じている。
グレースは、1951年に映画デビューし、54年に「モガンボ」でアカデミー助演女優賞にノミネートされる。55年には「喝采」でアカデミー主演女優賞を受賞するが、モナコのレーニエ公と結婚し公妃になるため、56年公開の「上流社会」を最後に女優を引退した。
映画は、“世紀の結婚式”といわれたグレースとレーニエ公の結婚式から6年後の62年を舞台に、仏のシャルル・ド・ゴール大統領による過酷な課税強要という公国の危機を救うため奮闘するグレースの姿を、史実を織り交ぜながら描く。