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USJ:ハリポタの新テーマパークお披露目 ホグズミード村、ホグワーツ城を忠実に再現

 15日にグランドオープンする「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」(USJ、大阪市此花区)の大人気映画シリーズ「ハリー・ポッター」のテーマパーク「ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター」が14日、報道陣にお披露目された。ハリーたちが学ぶホグワーツ城やホグワーツ特急、買い物を楽しんだホグズミード村など、映画「ハリー・ポッター」シリーズで描かれた魔法の世界が再現されている。

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 同パークは、映画全シリーズでプロダクション・デザイナーを務めたスチュワート・クレイグさんの指揮のもと、東京ドームのグラウンド約3個分の敷地内に、二つのライド・アトラクション、八つのショップ、二つのレストランが造られた。さらに映画のシーンをほうふつさせるショーなどが楽しめる。

 木々が生い茂り、ところどころに巨石が立ち並ぶ小道を抜けると、魔法使いの住む村「ホグズミード村」へとたどり着く。人間界から魔法界へ続く不思議な小道は、独自の演出。途中でウィーズリー家の空飛ぶ車「フォード・アングリア」も見られる。大きな石門をくぐると、ハリーたちがロンドンから乗る「ホグワーツ特急」と車掌に遭遇。魔法学校の生徒になりきって記念撮影ができるのも、同パーク独自のサービスだ。

 ホグズミード村では、作品中に登場する食べ物や飲み物、個性的な店が並んでいる。魔法界の飲み物「バタービール」(ノンアルコール飲料)は、魔法学校の先生や生徒たちが訪れた“老舗パブ兼宿屋”「三本の箒(ほうき)」。作品中でハリーたちが泡のヒゲをはやしたように、フワフワに泡立っており、クリーミーだ。菓子店「ハニーデュークス」では、「バーティー・ボッツの百味ビーンズ」「蛙チョコレート」など、“魔法界の菓子”を販売する。

 映画の名シーンの一つ、杖が魔法使いを選ぶ場面の舞台となった「オリバンダーの店」では映画さながらの“魔法体験”ができるほか、ウィーズリー家の双子が通うゾンコのいたずら専門店、魔法用具店「ダービシュ・アンド・バングズ」、ふくろう便とふくろう小屋なども再現されている。ホグワーツ城内では、「ダンブルドアの校長室」「闇の魔術に対する防衛術の教室」「動く肖像画の廊下」など、ハリーたちが通ったホグワーツ魔法魔術学校を回ることができる。

 ホグワーツ城の最後には、米フロリダ州の「ユニバーサル・オーランド・リゾート」にオープン以来3年連続で世界最高のアトラクションに選ばれているライドアトラクション「ハリー・ポッター・アンド・ザ・フォービドゥン・ジャーニー」が登場。最新映像技術4Kを使った映像を駆使して、ハリーたちと一緒に空を飛び、ホグワーツ城の上空へ舞い上がり、スリル満点の冒険を楽しめる。屋外コースター「フライト・オブ・ザ・ヒッポグリフ」からは、ハグリッドの小屋や、作品のシーンをほうふつさせるカボチャ畑の上空を旋回する。

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