ニットソーイングファッションショー：手作りウエディングドレスなど213作品

　ニット生地を使った裁縫「ニットソーイング」のファッションショーが24日、「舞浜アンフィシアター」（千葉県浦安市）で開催され、ウエディングドレスやパーティードレス、大人や子供の普段着など、約1万点の応募の中から選ばれた213作品が、作品を手がけた本人や親子などのモデル380人によってお披露目された。

　ファッションショーは、今年25周年を迎えた洋裁教室「佐藤貴美枝ニットソーイングクラブ」が開催。ニットソーイングのファッションショーとしては日本最大で、今回が19回目。同教室が会員向けに開催しており、全国に350以上ある教室などで約10万人の会員から作品を募集し、上位の作品がショーに登場する。

　同教室の佐藤祐一会長は「世の中では、古い洋裁の習慣が本当に消えてしまって、街から生地屋さんが消える中で、皆さんのご支援でニットソーイングは健在です。皆さんと一緒に30周年を迎えさせていただきたい」と語った。また佐藤貴美枝会長は「こんな素晴らしいひとときを過ごせて、感謝しています」と集まった会員に気持ちを伝えた。