代官山蔦屋書店ランキング：暮らしの本1位は「アクタス」インテリアブック　86の自宅を公開

2014年08月10日　20:30

　東京・代官山で大人のライフスタイルを提案する「代官山　蔦屋書店」（東京都渋谷区）の旅、料理、ファッション、暮らしの1カ月の売り上げランキングを紹介する。今回（7月1～25日）の暮らしに関する本は、人気インテリアショップ「ACTUS（アクタス）」のスタッフや顧客の家を掲載したインテリアブック「123人の家　vol　1．5＋ACTUS　STYLE　BOOK　vol．9」（日販アイ・ピー・エス）が首位だった。

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　同書は、累計11万部を発行した同ショップのインテリアブック「アクタス123人の家」の続編。スタッフの家31軒と、顧客の家55軒を公開し、間取りも紹介している。2位は、料理、カフェ、シアター、旅、色、ギャラリーなどをテーマに中古住宅をリノベーションした33人の住まいを紹介した「LIFE　in　TOKYO」（エクスナレッジ）だった。

　建築・デザインフロアのコンシェルジュを務める小野村美郷さんは、人気を集める暮らしの本を「部屋づくりやインテリアを考えるヒントになる書籍」と説明。「インテリアの洋書は装丁もこだわったものが多く、ご自宅やお店のディスプレイとして購入される方も多い」といい、3位と4位にミッドセンチュリーの代表的な住宅を集めた洋書「Modern　Originals」（Rizzoli）、テレンス・コンランの洗練されたインテリアを掲載した洋書「PLAIN　SIMPLE　USEFUL」（Conran）がランクインした。

　◇「代官山　蔦屋書店」の7月（1～25日）の暮らしに関する本の売り上げランキング　※左から書名、出版社名、著者名（敬称略）

1位　「123人の家　vol　1．5＋ACTUS　STYLE　BOOK　vol．9」（日販アイ・ピー・エス）　ACTUS

2位　「LIFE　in　TOKYO」（エクスナレッジ）　ブルースタジオ

3位　「Modern　Originals」（Rizzoli）　Leslie　Williamson

4位　「PLAIN　SIMPLE　USEFUL」（Conran）　テレンス・コンラン

5位　「家づくり解剖図鑑」（エクスナレッジ）　大島健二

　◇プロフィル

　小野村美郷。「代官山　蔦屋書店」の建築・デザインフロアコンシェルジュ。学生時代からの書店好きが高じて、建築学科を卒業後、本の世界へ。日々の読書は担当ジャンル以外にもありとあらゆる本を読む雑食スタイル。最近のお気に入り書籍は住宅作家・中村好文さんのエッセイ「暮らしを旅する」（KKベストセラーズ）。

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