スウェーデンの人気陶芸家、リサ・ラーソンさん(83)の展覧会「北欧の豊かな時間 リサ・ラーソン展」が、9月11~23日に百貨店「松屋銀座」(東京都中央区)の8階イベントスクエアで開催される。素朴で温かみのある作品で人気のラーソンさんの代表作を約230点展示し、ラーソンさんのライフスタイルも紹介する。
ラーソンさんは、フィンランドのヘルシンキのデザインコンペをきっかけに、23歳の時、スウェーデンの陶磁器ブランド「グスタフスベリ」に入社。約320種類の作品を制作し、スウェーデンを代表する人気作家となった。退社後はフリーのデザイナーとして各国で活躍している。
展覧会は、グスタフスベリで手がけた製品の中から「アフリカシリーズ」など約170点と、入社前から近年に手掛けた1点ものの作品約60点を展示。ラーソンさんのアトリエも再現し、普段から使用している道具や制作途中の作品、インテリアなども展示する。
また、同展のために制作された「ハチ公」(税込み予価3万2400円)や「ガールズパワー」(税込み予価21万6000円)などの限定商品を販売。箸置きや今治タオルなどとコラボした商品など、約900のグッズが販売される。カフェも併設される予定。
開場は、午前10時~午後8時(入場は閉場の30分前まで。最終日は17時閉場)。チケットは、一般1000円(前売り700円)、高大生700円(前売り500円)、中学生500円(前売り400円)、小学生以下無料。