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今月公開される映画のなかからイケメンが出演する映画を編集部がピックアップしてお届けする「今月のイケメンシネマ」。9月は、佐藤健さんの主演映画で、福山雅治さんも出演する「るろうに剣心 伝説の最期編」、長谷川博己さんが歌とダンスを披露している「舞妓はレディ」、「モードの帝王」と呼ばれた仏ファッションデザイナー、イヴ・サンローランにスポットを当てた映画などを紹介する。
◇佐藤健と藤原竜也が死闘 福山も激しいアクション
佐藤さんが主演する「るろうに剣心 伝説の最期編」(大友啓史監督、13日公開)は、8月に公開された前編「京都大火編」の後編。前後編で佐藤さん演じる主人公・緋村剣心の後継者として“影の人斬り役”を引き継いだ志々雄真実(ししお・まこと)らとの戦いを描いており、後編は剣心と藤原竜也さん演じる志々雄の激闘が見どころとなっている。
また、前編の最後に登場した福山雅治さんが剣心の師匠、比古清十郎役で激しいアクションシーンに挑戦している。瀬田宗次郎役の神木隆之介さん、四乃森蒼紫役の伊勢谷友介さんらも鍛え上げられた肉体でアクションを披露しており、最後まで目が離せない。
◇長谷川博己が歌って踊る 「舞妓はレディ」
長谷川さんが出演する「舞妓はレディ」(13日公開)は、「Shall we Dance?」の周防正行監督がメガホンをとった。舞妓になることを夢見て青森から京都の花街にやってきた少女の成長を、笑いや涙を交えて歌ありダンスありで描く。
長谷川さんは、鹿児島弁と津軽弁を話すヒロイン・春子(上白石萌音さん)のなまりを矯正する言語学者の「センセ」こと京野役で、春子と二人三脚で一人前の舞妓を目指す。歌とダンスも披露しており、長谷川さんの意外な一面を見ることができる。
◇フランスの新星が天才ファッションデザイナーの苦悩演じる
公開中の「イヴ・サンローラン」(ジャリル・レスペール監督)でサンローランを演じるのは、フランスで「そっくり」と評判の若手俳優のピエール・ニネさん。華々しい成功の裏側で孤独やプレッシャーにさいなまれる天才デザイナーを演じており、サンローランを陰で支え続けたピエール・ベルジェさんとの愛も描かれる。
撮影にはベルジェさんの協力のもと、イヴ・サンローラン財団所有の本物の衣装が貸し出しされた。次々と登場する「モンドリアン・ルック」や「スモーキング」「サファリ・スーツ」などの歴史的なコレクションにも目を奪われる。
◇イヴ・サンローランのパートナーが「ボク」と「ママ」役
「イヴ・サンローラン」でサンローランのパートナー役を演じたガリエンヌさんが自ら監督・主演を務めた「不機嫌なママにメルシィ!」も27日に公開される。フランスの国立劇団「コメディ・フランセーズ」に所属するガリエンヌさんが、監督デビューを果たした自伝的作品で、女の子のように育った主人公の「ボク」とボクがあこがれる「ママ」の1人2役を演じている。
映画は、ガリエンヌさんが舞台で観客に向かって語りかける独白を軸に進行。怪演に引き込まれ、演劇を見ているような錯覚に陥り、次々と降りかかる苦難をすべて笑いに変えてしまう姿から元気をもらえる。