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俳優の斎藤工さんが、13日に東京都内で行われたイベントに登場。現在、出演中の連続ドラマ「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」(フジテレビ系)の撮影と、自身が監督した短編映画「バランサー」の編集作業も重なってオーバーワーク気味の斎藤さんはややお疲れの様子で、MCから「疲れ果ててる」と言われると、「昼顔」で人妻と恋に落ちる高校教師を演じている斎藤さんは「不倫の真っ最中で……」と言い、「修羅場のシーンばかり撮っていて喉がいかれています」と枯れた声で語った。
斎藤さんは、同日開幕した「したまちコメディ映画祭 in 台東」のオープニング特別招待作品「西遊記~はじまりのはじまり~」(チャウ・シンチー監督)の舞台あいさつに登場した。同作に日本語吹き替えキャストとして参加している斎藤さんは「作品が面白すぎて、ボイスキャストをやることも忘れて見ました」と絶賛。シンチー監督作に俳優としての出演を熱望し、「昼顔」よろしく「全然脱ぎますよ、僕」といって笑いを誘った。また、「同映画祭のファン」だという斎藤さんに、総合プロデューサーを務めるいとうせいこうさんらから「来年は運営側に入っていただいて」とアプローチされると、「……はい」と戸惑いつつも、「好きなことを思いついたら言って」と言われ、「全裸で側転しますよ」と再びジョークを飛ばしていた。
「西遊記~はじまりのはじまり~」は、「少林サッカー」のシンチー監督の6年ぶりの最新作。「西遊記」を題材に、三蔵法師、孫悟空、沙悟浄、猪八戒の4人が出会う前を描いたオリジナルストーリーで、斎藤さんは、のちに三蔵法師と名を改めることとなる主人公の妖怪ハンター・玄奘(ウェン・ジャン)の日本語吹き替えを担当する。11月21日に公開。
「したまちコメディ映画祭」は、東京の下町の魅力をコメディー映画を通じて存分に味わってほしいとの思いから、いとうさんが総合プロデュースするコメディー映画祭。 今回で7回目を迎え、斎藤さんの監督作品「バランサー」も上映される。オープニングセレモニーには、斎藤さんや、チャールズ・チャップリンの孫のチャーリー・シストバリスさん、関根勤さんなどが顔をそろえた。