永作博美：コーヒー焙煎をマスター？佐々木希ら共演者から絶賛

　女優の永作博美さんと佐々木希さんが29日、東京都内で行われた映画「さいはてにて　やさしい香りと待ちながら」（チアン・ショウチョン監督）の完成披露舞台あいさつに共演者らと登場。佐々木希さんが「永作さんはコーヒーの焙煎（ばいせん）をマスターしていました。撮影でないときも何回もコーヒーを入れてくれました」と明かすと、佐々木さん演じる絵里子の娘を演じた桜田ひよりさんも「すごくおいしかった」と絶賛した。

　永作さんは「焙煎は感覚でおいしいかおいしくないか味が変わるんだなと思いました。残念ながら簡単にマスターできるものではないなと思いました」と語った。ステージには映画にも登場する巨大なコーヒーの焙煎機が置かれ、永作さんは「欲しいくらいだけれど、持って帰ると家族も驚いてしまうので……」とくやしそうにしていた。舞台あいさつには子役の保田盛凱清くん、チアン監督も出席した。

　映画は、幼い頃に別れた父との思い出の場所である故郷の奥能登に帰り、コーヒー店を開いた岬（永作さん）と、2人の子供を育てるシングルマザーの絵里子（佐々木さん）を描いたヒューマンドラマ。映画は2月28日公開。