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ターシャ・テューダー展:スローライフが話題 米国の人気絵本作家の企画展開催

 米国出身の絵本作家でガーデナーのターシャ・テューダーさんの生誕100年を記念した企画展「ガーデニング・絵本・ドールハウス 愛する暮らし『生誕100年 ターシャ・テューダー展』」が、3月18日~4月6日に松屋銀座(東京都中央区)で開催されることがこのほど、明らかになった。日本初公開となるターシャさんのドールハウスや、初公開となるターシャさんの作品「まぶしい庭へ」の原画、愛用品などの展示を行い、ターシャさんのスローライフを紹介する。

 ターシャさんは、2008年に92歳で亡くなった米ボストン出身の絵本作家。1938年に初めての絵本「パンプキン・ムーンシャイン」を出版した後、「ターシャ・テューダーのマザー・グース」、「ターシャのかずのほん」などで多くの賞を受賞した。50代半ばから、米バーモント州の山奥で、長男のセスさんが建てた近代設備がほどんとないという1740年代風の家「コーギコテージ」に一人で住み始める。創作活動をしながら、飼っている鶏の卵やヤギのミルクで料理を作り、広大な庭ではハーブや草花を育てるなど、自給自足、手作りの暮らしを続けた。

 同展は、ターシャさんが愛用していた家具や食器、キッチン雑貨、ドレス、ガーデニンググッズの展示のほか、ターシャさんが大切にしていたという手作り人形「エマとサディアス・クレイン大尉」とドールハウスを初公開する。また、ガーデンデザイナーが手掛けるガーデン「ターシャ・テューダーの庭」の展示を行い、同展の限定商品や輸入雑貨、書籍など約300アイテムの販売も行われる。松屋銀座での開催後は、約2年をかけて全国を巡回する予定。

 企画展「ガーデニング・絵本・ドールハウス 愛する暮らし『生誕100年 ターシャ・テューダー展』」の開展は午前10時~午後8時。入場料は一般1000円(前売り700円)、大学・高校生700円(同500円)、中学生500円(同400円)、小学生以下は無料。前売り券は3月17日まで販売。

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