舞台「地獄のオルフェウス」の会見に登場した水川あさみさん

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水川あさみ：パンダメーク×赤リップ　アバンギャルドに“変身”

2015年05月06日　20:26

　女優の水川あさみさんが6日、東京・渋谷の「Bunkamuraシアターコクーン」で行われた舞台「地獄のオルフェウス」の会見に役衣装で登場。目の周りを黒のアイシャドーで囲った“パンダメーク”に真っ赤な口紅、赤のミニワンピースに破れたストッキングというアバンギャルドないでたちを披露した。

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　「地獄のオルフェウス」は、米の劇作家テネシー・ウィリアムズが1957年に発表した戯曲。古い因習に縛られた町で、愛のない結婚をし、淡々と日常を生きる主人公レイディ（大竹しのぶさん）の前に、青年ヴァル（三浦春馬さん）が現れ、欲望を触発していく……というストーリー。演出は、昨年、英ロンドンで上演した「TRUE WEST」が劇評各紙の四つ星評価を得るなど、注目を集める新進気鋭のフィリップ・ブリーンさんが手がける。同所で7～31日に上演。

　水川さん演じるキャロルは、名家の娘でありながら、自由な生き方を選んだことで町中の人々から忌み嫌われる女性。水川さんは役柄について「しがらみ、政治、宗教、差別からもっと自由でいたい、みんなとはちょっと次元が違う女性」と表現し、「フィリップとのけいこはすごく充実した時間でした。本番はお客様ためにはもちろんですが、フィリップのためにも頑張りたい」と意気込んでいた。

　この日は、マスコミ向けに公開げいこが行われ、会見には三浦さん、大竹さん、水川さん、三田和代さん、演出家のブリーンさんが出席した。

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