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女優の北川景子さんが2日、東京都内で行われた連続ドラマ「探偵の探偵」(フジテレビ系)の完成披露試写会に登場した。同局の連続ドラマは初主演で、劇中では激しいアクションにも挑戦する北川さんは、撮影について「とにかくアクションシーンが大変。だけど、やり終わったあとは達成感や充実感がある」と語った。
アクションのためにキックボクシングに初挑戦したという北川さん。「撮影に入る1カ月半前から専門の先生についてもらって、ボクシングの練習して、本気でやっている」と明かし、「普段は女優なので、髪形が乱れないようにきれいにしなくちゃいけないとかあるけれど、今は自分でぐしゃぐしゃにしたり、血や土をつけたり。いかに自然に汚れられるかをテーマにやっていて、その汚しのメークが楽しい。1話ではそんなに汚れていないけど、4話ではすごく汚くなっていて、早く血だらけのところをお見せしたい」と自信を見せていた。
「探偵の探偵」は、松岡圭祐さんの同名小説シリーズ(講談社)が原作。容姿端麗、頭脳明晰(めいせき)で、記憶力に優れた北川さん演じる女性探偵・紗崎玲奈(ささき・れな)が、実妹の死に関わる探偵業者を見つけ出すため“探偵を探偵”するというアクションサスペンス。会見には、出演する川口春奈さん、三浦貴大さん、DEAN FUJIOKAさん、ユースケ・サンタマリアさん、井浦新さんらも登場した。
ユースケさんは最初、「元三代目 J Soul Brothers、現YouTuberのユースケ・サンタマリアです」といつもの“テキトー節”であいさつ。その後、ドラマの台本について、「今回の台本は機械的で、“説明合戦”になっていて、そこにアクションが入ってバランスがとれているけど、僕は最初、機械的にやったらいいのか、人間味を入れた方がいいのか悩みまして。結局、後者を選んで、(台本を)かなり変えちゃってます。出来上がりを見たら、原作者や脚本家が激怒すると思う」と明かすも、会場に原作者の松岡さんが来ていることが分かると、「原作ファンを納得させようと守りに入らず、俺にしかできない阿比留(演じる役名)をやろうと集中してやっています」と急にトーンを変え、“釈明”。最後は「時すでに遅しですよね。いるなら言っといてよ!」とぐちり、会場の笑いを誘った。
イベントには、主題歌を担当する「超特急」がサプライズで登場し、作品をアピールした。ドラマは9日から毎週木曜午後10時放送。初回は15分拡大版。