蓮佛美沙子：35センチカットが大好評　長髪の「9年間は何だったのか…」

　女優の蓮佛美沙子さんが4日、東京都内で行われた主演する連続ドラマ「37．5℃の涙」（TBS系）の特別試写会に登場。役作りのため35センチ以上カットしたボブスタイルの髪形を披露し、「私の周りではみんな、ロングヘアよりも今の髪形の方が似合ってるって。10人に聞いたら10人がそう言うんですね。（ロングヘアだった）私のこれまでの9年間は何だったんだろうって……」といって苦笑いした。

　蓮佛さんといえば、これまでロングヘアの印象が強かったが、「何年も前から切りたいとずっと思っていた」といい、「作品でご縁があったときに切るぞ、と思っていたので今回、実りました。カットした際、最初に自分でハサミを入れたんですが、爽快感がありましたし、実際に切ってみてシャンプーが楽」とにっこり。「今回すごく（役に）ぴったりだと言っていただけるので、よかったなと思って。楽しんでいます」とハツラツとした表情で話した。

　「37．5℃の涙」は、女性向けの月刊マンガ誌「チーズ！」（小学館）で連載中の椎名チカさんのマンガが原作。訪問型病児保育を行う「リトルスノー」の新米病児保育士・杉崎桃子（蓮佛さん）が、派遣先でさまざまな家族と出会い、会社の仲間や親友に助けられながら成長していく姿を描く。桃子の上司役で成宮寛貴さん、藤木直人さん、先輩保育士役で水野美紀さん、母親役で浅野温子さん、リトルスノーの常連客であるシングルファーザー役で速水もこみちさんが出演する。

　試写会には、成宮さん、水野さん、浅野さん、速水さん、鈴木梨央ちゃん、横山歩くんといった共演者も出席。水野さんは「私の役どころは、原作では“31歳・巨乳”という設定。他のキャストの方は原作から抜け出たようなぴったりな配役なのに、私だけ大幅にはずれているので大丈夫なのかなと思っています。原作ファンのみなさん、そこだけ申し訳ない、すみません」と謝罪し、会場を沸かせた。ドラマは、9日から毎週木曜午後9時に放送。初回は15分拡大版。