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MOZU:ロケ地・北九州が「MOZU市」宣言 西島秀俊「いいんですか?」

 俳優の西島秀俊さんが14日、小倉井筒屋クロスロード(北九州市)で行われた連続ドラマ「MOZU」の続編を描いた劇場版のレッドカーペットイベントに登場。イベントで、北九州市がドラマと劇場版のロケ地として使われたことと、劇場版の完成を祝って梅本和秀・北九州副市長から、同市を「新都市・MOZU市」とし、街を挙げて映画を応援することが発表されると、西島さんは「本当にいいんですか?」と疑う姿を見せながら「今日から僕もみなさんと同じMOZU市民になります」と宣言した。

 イベントは、劇場版(羽住英一郎監督)の公開を記念して開催され、羽住監督も出席。小倉井筒屋クロスロードではドラマの物語の始まりとなる爆破テロのシーンや劇場版の重要なシーンが撮影されたほか、北九州市内がロケ地に使われた。さらに、「MOZU市誕生記念モニュメント」として西島さんと羽住監督の手形が市内に展示される予定だという。

 集まった1500人のファンの握手やサインの要求に応えるなど、60メートルのレッドカーペットを約20分かけて歩きながらファンサービスを行った西島さんは「ドラマから撮影をさせていただいていた北九州に戻ってくることができてうれしい」と喜び、「北九州の撮影でエキストラの方をはじめ、みなさんの熱意がこの劇場版のテンションを高めてくださったと思います」と話した。

 「MOZU」は、作家・逢坂剛さんのハードボイルド小説が原作で、2014年4月からTBS系列でシーズン1、同年6月からWOWOWでシーズン2を連続ドラマとして放送。公安のエース・倉木尚武(西島さん)が、殺し屋・百舌(モズ)の存在の謎や公安の秘密作戦にまつわる悲劇、国家を揺るがす策略などに迫る姿が描かれた。映画は、倉木が妻の死の真実にたどり着いてから半年後を描く。気力を失った倉木と、警察への不信感から警察を辞め探偵事務所を開いた大杉(香川照之さん)、ともに謎を追っていた明星(真木よう子さん)の3人が、あるテロ集団による高層ビル大規模強盗・脅迫事件に出くわす……というストーリー。11月7日公開。

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