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女優の田中麗奈さんが20日、名古屋市中区の久屋大通公園にあるもちの木広場のイルミネーション「NAGOYAアカリナイト2015」の点灯式に登場した。ドラマの撮影で約2カ月、名古屋に滞在しているという田中さんは「点灯式を楽しみにして来ました」と笑顔を見せ、同イルミネーションのシンボルで、LEDを約1万5000個使用した地上から高さ約7メートルのオブジェに点灯した。
田中さんは16年1月スタート予定の連続ドラマ「愛(いと)おしくて」(NHK総合)で主演しており、ドラマは名古屋市内と岐阜県多治見市、美濃市などで撮影を行っている。有松絞り(ありまつしぼり)の絞り染め作家という役どころで名古屋市緑区の工房を訪れたといい、「街並みがキレイで風情があって歩いているだけで楽しかった」と振り返った。また「テレビ塔は毎日見て、心が躍ったり、ほっとしたりしています」と話した。
ドラマは田中さんが演じる有松絞りの絞り染め作家で30歳の小夏が、秋吉久美子さん演じる師匠で60歳の怜子の恋人に恋心を抱くという展開。怜子の恋人で2人の間で揺れ動く43歳の獣医師の光太郎を吉田栄作さんが演じる。ラブストーリーと並行して、小夏が有松絞りの職人として成長していく姿も描かれる。NHK名古屋放送局が制作し、NHK総合で16年1月12日から毎週火曜午後10時に放送。全8回。
「NAGOYAアカリナイト」は今年で6年目。同イルミネーションでは会場に約10万個のLEDを使い、「アカリの花壇」「アカリのアベニュー」などを設置した。16年2月14日まで毎日午後5~11時に開催。