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女優の釈由美子さんが30日、東京都内で行われた「結婚・婚活メディアカンファレンス」に登場。知人の紹介で知り合った一般男性と先月結婚したばかりの釈さんは、「出会いは待っていても来ないと思う。自分からアクションを起こすべきですね」と語り、「私の理想を知っている親しい友人が、そういう人を紹介してくれました。恥ずかしがらずにアピールすることがチャンスにつながると思います」と自身の経験から、婚活へのアドバイスを送った。
「もともとすごく結婚願望が強かった」という釈さんだが、「仕事場で同業者の方と恋愛感情に発展することが皆無でしたので、職場恋愛はありえないとあきらめました」といい、「私はこのまま一生結婚できないかもと悩んだ時期がありました」と告白。しかし、「他界した父も結婚をあきらめていると思っていたんですが、入院していた病床で私の結婚を心配していました。最後に私に宛てた手紙があとから出てきたんですが、『早く孫を抱かせてくれ(男の子)』と書いてあって。『ごめん、お父さん』って亡くなったあとに大泣きしました」と後悔とともに、結婚への思いを強くしたという。
その後、知人の紹介で「父が亡くなって、3カ月くらいあとに出会った」という男性と半年の交際を経て結婚。理想のタイプを知人に伝えていたこともあり、出会った瞬間に「運命の鐘が鳴りました。この人だって。主人も私と出会ったときに後光がさしていたって(笑い)。そのくらい2人にとって衝撃的な出会いだった」と振り返り、「2、3回デートをしたら、直感から確信に変わりました」とにっこり。「父が巡り合わせてくれたのかも」と語った。
釈さんは、婚活中の人々に向けて「数打ちゃ当たる、みたいな感じだと失敗しちゃうと思うので、どういう人を望んでいるのか明確にイメージしておくことが大事。出会った瞬間にこの人だってすぐに分かるんじゃないかなと思います」と改めて語り、「結婚は頑張ってするものでもないと思うので、その人それぞれのタイミングやご縁があると思います。信じて待っていれば出会えると思います」とアドバイスを送った。自身の今後については「子供は授かりものですが、持てたらいいなと思いますね」と語り、第1子は父の望み通り「男の子だったらうれしいですね」とコメントした。
この日のカンファレンスは、結婚・婚活に関する啓発活動を行う「結婚・婚活応援プロジェクト」が主催。婚活・街コン推進議員連盟会長を務める小池百合子衆議院議らも来賓として登場した。