著書「午後には陽のあたる場所」の発売記念イベントに登場した菊池桃子さん
タレントの菊池桃子さんが19日、東京都内で行われた著書「午後には陽のあたる場所」(扶桑社)の発売記念イベントに登場。菊池さんが著書を出版するのは初めてで、2人の子供を持ち、戸板女子短大の客員教授、「1億総活躍国民会議」の民間議員も務めている菊池さんは「(子育ては)もう子離れの時期かなという思いがあり、勉強を続けたいですし、芸能界でもさらなる高みを目指したい。2本の柱を頑張りたいと思います。“菊池桃子モデル”みたいな、(いろいろな方に)参考にしてもらえるようになりたいです」と目を輝かせた。
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菊池さんは、フジテレビの情報バラエティー番組「ノンストップ!」(月~金曜午前9時50分から放送)で、VTRで(次男の)死産を経験したことや、長女が障害があることを明かしていた。同書では、芸能界のデビュー、結婚、離婚、子育てなどをつづっている。初めて著書を書いたことについては「これまで書いてみないかというお話はありましたが、あまりスキャンダラスな内容を求められるのは嫌で。自分の好きなことを書ける内容がよかった」と経緯を説明。「菊池さんの人生でよかったことと悪かったこと」という質問に、「よかったことは(私が)この世に生まれてきたこと。悪かったことは、長女が脳こうそくになったこと」と話した。
大学生の長男と中学生の長女の子育てについては「子供から教えてもらうことって多いと思います。今、悩んでいる方も人生の方向が変わっていくと思います」と話した。結婚や離婚をしたことは「いろいろな価値観があると思いますが、(私は)してよかったと思います。今、人生が充実しているのはいろいろな経験ができたから、自信につながっているんだと思います」と笑顔を見せた。また「新しい恋人は」と聞かれた菊池さんは「恋愛体質ではないようで、そういう気持ちになかなかならない。(生活に)余裕ができたら、そういうふうになるのか、人生の先輩たちにお聞きしたいですね」と苦笑していた。
「午後には陽のあたる場所」は、菊池さんの生い立ちから、芸能界のデビュー、生活の様子、結婚、離婚、子育てなど1人の女性として、シングルマザーとしての苦悩や葛藤、出会いと別れなどをつづっている。書籍は206ページで価格は1300円(税抜き)。
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