紅白リハ：X JAPAN・YOSHIKI　演出は「出禁にならない程度に過激に」

　ロックバンド「X JAPAN」が30日、東京・渋谷のNHKホールで行われている「第66回NHK紅白歌合戦」の2日目のリハーサルに登場。YOSHIKIさんはステージでのリハーサルの際に、演出について聞かれると「（NHKを）出禁にならない程度に演出したい。限度ある過激なパフォーマンスを」とほほ笑みを交えながらコメントした。亡くなったHIDEさんやTAIJIさんの映像も使用された。またフォトセッションでは全員でXポーズを決めた。

　同バンドは、1997年以来、18年ぶり6回目の紅白出場で、メドレー「紅白スペシャルメドレー ～ We are X ！～」を披露する。小林幸子さんが出演する特別企画の後に出演することから、「（小林さんは）インパクトがあるから負けないように頑張らないと。自分でいうのはあれだけど濃い（内容）です」と自信を見せた。

　公開されたこの日のステージ演出は、途中、亡くなったHIDEさんとTAIJIさんの映像を交えたもので、18年ぶりの出演について聞かれると「『ただいま』という感じ。当時はHIDEもいたのでジーンときた。HIDEも一緒に“復活”して未来に向かって演出していこうと思う」と語り、今回の出演を「20年ぶりに日本で行ったツアーの締めくくりにしたい」と話した。

　今年の紅白歌合戦のテーマは「ザッツ、日本！ ザッツ、紅白！」で、白組司会を「V6」の井ノ原快彦さん、紅組司会を女優の綾瀬はるかさん、総合司会を黒柳徹子さんとNHKの有働由美子アナウンサーが務める。昨年に引き続き、歴代最長タイの午後7時15分～同11時45分（途中、5分間ニュースで中断）で放送される。