ディーン・フジオカ：“ドS”への道一歩ずつ？　「日常会話に影響出ないか心配」

　俳優のディーン・フジオカさんが5日、東京都内で行われた女優の深田恭子さん主演の連続ドラマ「ダメな私に恋してください」（TBS系）の会見に、主要キャストとともに登場。今回、深田さん扮（ふん）する主人公・柴田ミチコの“ドS”な元上司・黒沢歩を演じているフジオカさんは、「僕はドSというのがよく分からないまま始めてしまって。いまその道を一歩ずつ、階段を上っている感じ。日常の会話に影響が出ないか心配。こんなしゃべり方、昔しなかったなっていうのがポロッと出ちゃったりして、ドキッとしています」と苦労を明かした。

　またフジオカさんは黒沢というキャラクターについて「とにかく口が悪い。もっと言い方あるだろうって思いますが、そこは容赦なく、厳しくやっていきたい」とにやり。撮影の合間には共演者と格闘技の話などで盛り上がっているというが、「決して“ドS”シーンのためではない」といい「ドSに暴力はない。言葉の導き。ボケた、ダメなミチコを正す行為。暴力は反対です」と持論も披露していた。会見には深田さんや三浦翔平さん、野波麻帆さん、ミムラさんも登場した。

　「ダメな私に恋してください」は、「ラブ★コン」などで人気の中原アヤさんが「YOU」（集英社）で連載中の同名マンガが原作。彼氏もなし、会社が突然倒産して職もなし、貯金もなしのミチコが、脱サラして喫茶店のマスターになった“ドS”な元上司・黒沢歩の世話になるうちに、次第に引かれていく……という展開で、脚本はNHK大河ドラマ「八重の桜」などの吉澤智子さん、監督は「鈴木先生」シリーズの河合勇人さんが担当。12日から毎週火曜午後10時に放送。初回は15分拡大版。