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女優の北川景子さんが16日、東京都内で行われた映画「の・ようなもの のようなもの」(杉山泰一監督)の初日舞台あいさつに俳優の松山ケンイチさんらとともに出席。11日に歌手でタレントのDAIGOさんと結婚後、初めてファンの前に登場した北川さんは客席から「おめでとう!」と呼び掛けられると、幸せそうな笑顔を見せた。
また、サプライズで恩師である森田芳光監督の妻で映画プロデューサーの三沢和子さんから手紙が届けられ、MCが代読。北川さんは「“DIO”、どうぞ、いつまでも、お幸せに」と“DAI語”で祝福の言葉を贈られると、最初は笑顔だったものの「10年、11年前に森田さんと三沢さんに映画のオーディションで会って。今日まで(女優を)続けてこれました。今日は初日なんで、最後まで笑顔でいたかったんですけど、いま胸がいっぱいです」と目を潤ませていた。
「の・ようなもの のようなもの」は、2011年12月20日に急逝した森田監督の劇場デビュー作「の・ようなもの」(1981年)の35年後を舞台にしたオリジナルストーリーで、杉山監督の下、森田監督を慕うスタッフ、キャストが集結。松山さんが演じる生真面目な落語家・志ん田(しんでん)が、伊藤克信さん扮(ふん)する落語を捨て気楽に生きる兄弟子・志ん魚(しんとと)と出会い、悩みながらも自分らしく生きる楽しさを知っていく姿を描いている。
銀幕デビュー作となった森田監督の映画「間宮兄弟」(2006年)での“本間夕美”のオマージュキャラとなるヒロイン・夕美を演じた北川さんは「間宮兄弟」を見直し撮影に臨んだといい「元気ではつらつとしたところが夕美らしさ。当時、森田監督も『北川が感じたままでやればいいんだよ』って言ってくださって、今回も自然体でやらせていただきました」と振り返った。舞台あいさつには伊藤さん、尾藤イサオさん、野村宏伸さんも登場した。