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彼女がキレイな理由:田中麗奈さん 豆乳、納豆、ヤマイモ… 美しさと健康を支えるプロ意識

 女優の田中麗奈さんが、有松絞の絞り染め作家役で主演する連続ドラマ「愛(いと)おしくて」(NHK総合、火曜午後10時)が放送されている。今作は田中さん演じる心に傷を負った女性が、人を愛し幸せをつかんでいく物語。NHK名古屋放送局が制作し、名古屋市内と岐阜県多治見市、美濃市などで撮影された。撮影中は約3カ月半、名古屋市内に部屋を借りて滞在し、自炊していたという。健康管理への意識が高い田中さんに、実践している習慣について聞いた。

 「美容や健康のためにしていること」を聞くと、「いっぱいあります。食べ物、飲み物、スキンケア、運動、部屋の状態とか……。どれにしますか」とちゃめっ気たっぷりの笑顔を見せた田中さん。美容や健康管理を「仕事のうち」といい、加えて「体の状態がいいと、毎日が軽やかに楽しく過ごせると思うから、体の状態は気にしています」と語る。

 特に今回、名古屋市に部屋を借りて撮影に臨んだことは「正解だった」という。「外食がずっと続くと、太ったり、むくんだり……。家でおみそ汁を飲むだけでもホッとしますし、体調を整えられますね」と自炊の効果があったようだ。

 豆乳を毎日飲むほか、納豆もほぼ毎日食べ、ヤマイモもよく食べる。さらに今は「タロイモに凝っていて毎日、ゆでて食べているんです。女性ホルモンのバランスを整えてくれて、食物繊維が入っているし、炭水化物も摂取できる」という。

 また肌ケアは「半身浴をして、そのときに塩を入れて汗をよくかくようにしています。(風呂から)上がった後は、体をふく前にオイルを塗って血行をよくして、その上にクリームを塗って全身を整えて、保温のための“ふた”をする」のが習慣だ。

 一方で「この仕事をしていなかったら、いっぱい食べたいし、いっぱいお酒も飲みたいし……。もう少し、女性らしい体になりたいなと思うんです」と本音もポロリ。

 「(20代の頃は)焼き肉の量が多かったな、もっとお酒を(たくさん)飲めたなと思います。今は35歳なので時間もお金も神経も(昔より)かける量が増えていますね」と明かし、「でもやっぱり(画面は)普段より大きく映ったりしますし、(仕事の)拘束時間が長かったりするので(美容や健康管理は)大事なことですね」とプロ意識の高さをうかがわせた。

 次回は主演する連続ドラマ「愛おしくて」について聞く。

 <プロフィル>

 たなか・れな。1980年5月22日生まれ。福岡県久留米市出身。98年の映画「がんばっていきまっしょい」に初主演。日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。以降、映画を中心にドラマ、舞台や連載など幅広く活動。最近の出演作にTBSドラマ「美しき罠~残花繚乱~」、フジテレビ系ドラマ「三面記事の女たち-愛の巣-」がある。NHKではドラマ10「激流~私を憶えていますか?」、プレミアムドラマ「歩く、歩く、歩く~四国 遍路道~」、プレミアムよるドラマ「徒歩7分」などに出演した。15年の大河ドラマ「花燃ゆ」では毛利安子(銀姫)役を好演した。

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