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映画「凪の島」に出演し取材に応じた加藤ローサさん
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映画「凪の島」に出演し取材に応じた加藤ローサさん

彼女がキレイな理由:加藤ローサさん 2児の母、仕事復帰し「いいことしかない」 家族と自分に好循環

 女優の加藤ローサさんが10年ぶりに出演した映画「凪(なぎ)の島」(長澤雅彦監督)が8月19日に公開される。プロサッカー選手の妻で小学5年と3年の男の子の母親でもある加藤さんは結婚、出産で家庭を優先し、芸能活動を休止。2019年に8年ぶりにドラマに復帰したのを機に、女優活動を再開した。仕事に復帰して「いいことしかない」と語る加藤さんに、自身や家族の変化を聞いた。(全3回の2回目、取材・文/りんたいこ)

 「子供が小さかったときは、2人とも病気がちで1年間、看病に明け暮れたこともありました」と振り返った加藤さん。これまで「家族みんなが元気で、ご飯がいっぱい食べられるこの生活が長く続けばいい」という目標を掲げていた。しかし、子供の成長とともに目標に違和感を覚えるようになったという。

 「子供が手を離れて心に余裕ができたんだと思います。健康でいることはとても大事なこと。でも、それを『目標』として言ってしまう私は、なんてつまらないんだろう、このままじゃダメだなと思うようになったんです。せっかく生まれてきたんだから、年をとったときに、なんであのときにやらなかったんだろうと後悔したくなかったんです」

 また3年半ほど前、夫の松井大輔選手の移籍に伴って静岡から東京に住まいを移し、芸能活動をしやすくなったことも重なった。「仕事のオファーがあって、やれる状況ならやりたい。せっかくきたチャンスには、チャレンジしてもいいんじゃないかな」と心境が変化した。

 仕事に復帰して「いいことしかない」という加藤さん。

 「家のことだけしていたときは、洗濯はあしたでもいいやとため込んだり、夕飯の食器も夜のうちに洗わなくても、あしたもヒマだからあしたでいいやと思ったりして、どんどん部屋が汚れていったんです。すると自分の機嫌が悪くなる。

 でも仕事があると、気分が変わりますし、仕事や私生活でそれぞれうまくいかないことがあっても、それをひっくるめて楽しい。食事作りも“毎日やらなきゃいけないこと”という縛りが取れて、楽しめるようになりました。仕事がある日は、いつもよりおかずが1品多いじゃん、みたいな。そうしたら家族もうれしいし、私もイライラしない。そういういい循環が生まれました」

 そしてこう続ける。

 「やっぱり、家の外でも必要とされるとうれしいですよね。家で必要とされているといっても、私の場合は『お箸取って』とか、『水ちょうだい』とか、その程度。『ママ、宿題やるから勉強道具を出して』と言う息子に『自分で出しなさい』と言っても、『ママ、どうせヒマなんだから』と返されて、なるほどね、私はヒマだと思われているのかと寂しい気持ちになったこともありました」

 息子たちは小学5年と3年になり、いまでは自分のことは自分でするように成長した。加藤さんも子供たちとの関係の変化を実感している。

 「私が子供のことをやり過ぎていた、と反省しました。宿題も本当に出してあげていたし『サッカーに行くから準備して』と言われると、準備していたんです。今考えると、なんておかしな話、と思います。今は、『あなたのサッカーでしょ。あなたが準備しなさい』と言えるようになりました」

 加藤さんがテレビに映ったときの息子たちの反応を聞くと「『ママ、映ってるよ』と言いつつ、お母さんが出ているから見るというわけでもなく、『僕、これ見たいから』と(チャンネルを)変えています(笑い)」と明かす。今回の映画出演を喜んでくれた息子たちと「一緒に映画館に行こうと思います」と笑顔を見せた。

 ◇プロフィル

 かとう・ろーさ 1985年6月22日生まれ。鹿児島県出身。高校1年のときにファッションモデルとしてデビューし、2004年、結婚情報誌「ゼクシィ」のCMで注目される。翌年の映画「東京タワー Tokyo Tower」で本格的に女優デビュー。

 *……「凪の島」/両親が離婚し、母の故郷である山口県の瀬戸内にある小さな島で暮らすことになった小学4年の凪(新津ちせさん)。母(加藤ローサさん)と、祖母(木野花さん)と暮らし、普段は明るくふるまうが、母へ暴力を振るうアルコール依存症の父(徳井義実さん)の姿が目に焼きついて離れない。島の住民に見守られ、凪は少しずつ笑顔を取り戻していくが……というストーリー。

 *……次回は8月18日掲載予定

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