トレーニングについて語った榮倉奈々さん
女優の榮倉奈々さんがこのほど、スポーツブランド「アディダス」のトレーニングアンバサダーに起用された。「運動に無縁だった」が、映画「図書館戦争」(2013年公開)への出演をきっかけに4年前から本格的にトレーニングをスタートし、現在は週5日、体を動かす生活。「こんなにハマるとは思っていなかった」というトレーニングについて話を聞いた。
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170センチの長身で、小さな顔にスラリと伸びた長い手足。美しいプロポーションで、過去にファッション誌の専属モデルも務めていた榮倉さん。トレーニングを始めたことで「体重はほぼ変わっていないんですが、“中身”は入れ替わりました。体脂肪が落ちて、筋肉量が上がり、(洋服の)サイズも落ちましたね。今のほうがずっと楽で、軽い感じ。体調もいいです」と体の変化を語る。
ゼロからのスタートだったため、当初の目標は「図書館戦争」に登場する「腕立て伏せや懸垂ができるようになりたい」。目標はクリアし、昨年公開された同作の続編では、前作以上にキレのある訓練シーンやアクションシーンを演じた。「目標を達成できることが気持ちよくて、内面的にも自信につながりましたし、豊かになったと思います」と精神的にも変わったという。
そんな榮倉さんが、現在行っているのが、週1回のジム通いと週4日の自宅でのトレーニング。ジムではトレーナーの指導のもと、ストレッチや筋トレなど1回90分のトレーニングを行い、自宅ではダンベルやチューブを使った運動やランニングなど、日ごとにメニューを組み立てている。
今後のトレーニングの目標を聞くと「体幹を鍛えたい。バランス系のトレーニングをして、体の使い方をマスターしたいです」と語る。「撮影のために鍛えていたときと、向き合い方は違いますが、今は気が済むまで、やりたいところまで、やろうかなと思っています」とすがすがしい表情で語っていた。
次回は、アディダスのトレーニングアンバサダー就任の意気込みなどを聞く。
<プロフィル>
えいくら・なな。1988年2月12日生まれ、鹿児島県出身。ファッション誌のモデルとして活躍し、2004年から女優として活動を開始。主な出演作に、ドラマ「ダンドリ。~Dance☆Drill~」(フジテレビ系)、NHK連続テレビ小説「瞳」、「Nのために」(TBS系)、「遺産争族」(テレビ朝日系)、映画「僕は妹に恋をする」(07年)、「余命1ヶ月の花嫁」(09年)、「アントキノイノチ」(11年)、「図書館戦争」(13年)、「図書館戦争 THE LAST MISSION」(15年)などがある。今後、4月17日から放送されるドラマ「99.9-刑事専門弁護士-」(TBS系)に出演するほか、映画 「64-ロクヨン-」(前編5月7日/後編6月11日)の公開を控えている。
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