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レオナルド・ディカプリオ:ファン1000人と初オスカーをお祝い 鏡開き「ちょっと怖かった」

 米俳優のレオナルド・ディカプリオさんが来日し、東京都内で23日に行われた主演映画「レヴェナント:蘇えりし者」(アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督)のジャパンプレミアに登場した。午後7時半過ぎからの野外イベントとなったが、ファン1000人が集結し、「レオ!レオ!」と大きな声でディカプリオさんを熱烈歓迎。舞台あいさつではディカプリオさんの初オスカーをお祝いする鏡開きも行われ、「コングラッチュレーション、レオ!」の掛け声にあわせて、ディカプリオさんが小づちを振り下ろすと、会場からは大きな歓声が上がった。

 ディカプリオさんは「日本に戻ってこられて本当にうれしく思う」と心境を明かすと「ありがとう!」と日本語でファンに感謝。鏡開きを終えると、「あまり強く打ったら、(中身が)飛び出してくるんじゃないかと思って、ちょっと怖かった」と振り返った。映画については「ロケ地も過酷で一生懸命作った特別で画期的な作品」と力を込め、「この作品でオスカーを受賞できて本当にうれしく思う。ぜひご覧ください」と呼びかけていた。

 「レヴェナント:蘇えりし者」は、「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」のイニャリトゥ監督の最新作。大自然と自らの運命にあらがった男の再生を描くドラマで、ディカプリオさんは、狩猟中に熊に襲われ、瀕死(ひんし)の重傷を負ったハンターのヒュー・グラスを演じ、2月29日(現地時間28日)に米ロサンゼルスで開催された「第88回アカデミー賞」で主演男優賞に輝き、初ノミネートから22年越しでオスカーを獲得していた。

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