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女優の宮沢りえさんが、ディズニーの実写映画最新作「ジャングル・ブック」(ジョン・ファブロー監督)の日本語吹き替え版に出演することが8日、明らかになった。宮沢さんが実写の吹き替えに挑戦するのは初めて。また、4月26日に公開された同映画の日本版予告編で、冒頭に流れる日本語のナレーションが宮沢さんだったことも明かされた。
「ジャングル・ブック」はジャングルの動物たちに育てられた人間の少年・モーグリを主人公に、自然の掟とともに雄々しく生きる者たちの愛情や憎しみ、喜びや悲しみなどを描いた作品。モーグリは黒ヒョウのバギーラからオオカミのラクシャに託されジャングルの子となって幸せな生活を送っていたが、ある日人間を憎むトラのシア・カーンがジャングルに戻ってきて……という内容。
宮沢さんは、モーグリに愛を注ぎ育てる母親オオカミのラクシャを演じ「私も娘がおりますし、博愛的な愛情を日常の中で注いでいる毎日なので、そういう意味では愛の深さを理解できました」と共感し「強いものとか権力のあるものへの正義感、弱いものを守る正義感は、私と共通する所があるかもしれません」とメッセージを寄せている。
映画は8月11日から公開。