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米国の人気連続ドラマ「クリミナル・マインド」のシーズン11が、6日からWOWOWで放送される。ドラマで、IQ187の天才で三つの博士号を持つスペンサー・リードを演じている俳優のマシュー・グレイ・ギュブラーさんがこのほど来日し、インタビューに応じた。ドラマが長く続く秘けつ、俳優業で得た成長、監督としてのこだわりなどについて聞いた。
「クリミナル・マインド」は、FBIのプロファイラーチーム(通称BAU)のメンバーが凶悪事件に挑むサスペンス。全米で2005年9月から放送され、シーズン11の17話で番組通算放送話が250話となる人気作。シーズン11では、BAUに、女性の司法心理学者タラ・ルイス(アイシャ・タイラーさん)が加入。16話はアーロン・ホッチナー役のトーマス・ギブソンさんが監督を務め、17話はデビッド・ロッシ役のジョー・マンテーニャさんが、18話はギュブラーさんが監督を務めている。
◇役を通じて“リアル”を追求する俳優へ
シーズン1からリードを演じているギュブラーさん。ドラマが視聴者から愛され、シーズン11まで続く理由について「脚本家が素晴らしい。いろいろな犯罪を題材にし、それに立ち向かうチームを描く物語がとても面白い。毎シーズン、新しい変化が起きているからだと思います」と考える。
またリード役について「これだけ長く演じていると、自分が役に影響を与えることもあるし、役が僕に影響を与えることもあります」といい、「もともと僕は俳優を目指していませんでした。リードも最初はFBIに入る気がなく(スカウトされてBAUの)一員になりました。僕は演技を続けることで俳優になり、また成長もできました」と共通点を挙げる。
さらに「(彼もチームになじめない時期があったので)僕は、チームや社会になじめない人にリードを通じて何か影響が与えられればというのがありました。俳優としては(役に)実生活が入っていくように、できるだけリアルに近づけたいと思って演じています」と話した。
◇監督で一番大事なのはキャスティング
ギュブラーさんは、同ドラマでこれまで何度か監督を務め、シーズン11の18話でもメガホンを取っている。
「監督として一番大切にしていることは、キャスティングです。(脚本家と相談して)自分が一番、好きな俳優さんたちを集めているし、衣装やデザインにもこだわっています。視聴者がいろいろな想像をかき立てることができるように、(残酷なシーンで)あまり描写を見せないように心がけています。(視聴者を引き付けるための)僕のトリックです」とにっこり。
またシーズン11から、タラ・ルイスというキャラクターが加わることについて「リードと一緒で“アカデミック”なところから入ってくるので、似ているんですよ。(せりふが)早口っていうのが、僕と同じ特徴です」と期待を持たせた。
ドラマはWOWOWプライムで、6日から毎週火曜午後11時。字幕版は毎週水曜深夜0時に放送。全22回、初回は無料放送。