USJの「ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター」で初開催されたハロウィーンイベントのオープニングセレモニー
大人気映画シリーズ「ハリー・ポッター」の世界観を再現したユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)(大阪市此花区)のエリア「ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター」で初のハロウィーンイベント「デス・イーター・アタック」「マジカル・トリック・オア・トリート」が開催されることになり、一般公開の前日となる13日、同エリアでオープニングセレモニーが行われた。約200人の招待ゲストの目の前に、劇中に登場する闇の魔法使い「デス・イーター」が突然降臨し、会場は悲鳴に包まれた。
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爆発音とともに始まったイベントでは、ウィザード(魔法使い)たちがステージに駆けつけ、闇の魔法を駆使するデス・イーターたちと魔法で応戦。最後は全員で呪文の「レダクト」を唱えて、デス・イーターを振り払い、会場を盛り上げていた。ファンの男性は「デス・イーターを目の当たりにできた」と大喜びし、最前列にいた女性は「まさかこんな間近で見られるとは思っていなかったので、感動しています……」と、声をうわずらせていた。
「ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター」は2014年7月にオープン。米フロリダ州の「ユニバーサル・オーランド・リゾート」にあるものと同様にホグワーツ城やホグズミード村などを再現し、ジェットコースターなどのアトラクションも設置して人気を集めている。オープン以来、同エリアでは季節限定のイベントなどは開催されておらず、ハロウィーンイベントも今回が初となった。
昼の新エンターテインメント「マジカル・トリック・オア・トリート」は子ども限定の参加型で、ゲストが杖を使って魔法の呪文「レラシオ」を唱えると、大きなたるなどからたくさんのキャンディーがあふれ出てくる魔法体験ができる。夕方からの「デス・イーター・アタック」は、黒のローブを身にまとった不気味ないでたちのデス・イーターたちが、ホグズミード村に次々と出現し、映画のワンシーンに紛れ込んだような世界観を楽しめる。
同エリアのほか、USJでは秋のハロウィーンイベント「ユニバーサル・サプライズ・ハロウィーン」を開催中。昼は思い思いの自由な仮装で、普段の自分を解き放って楽しめる参加型のエンターテインメント「リ・ボーン・パーティ♯仮装で熱狂」、夕方には、突然ゾンビが“大量発生”する「ストリート・ゾンビ」といったショーのほか、期間限定の恐怖体験アトラクション、特別メニューなどが楽しめる。ハロウィーンイベントは11月6日まで。
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