USJの「ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター」に誕生した新アトラクション「ワンド・マジック」の一部
大人気映画シリーズ「ハリー・ポッター」の世界観を再現した「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」(大阪市此花区)のエリア「ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター」の新アトラクションが13日スタートした。ゲスト自身が杖を振って炎や雪の魔法をかける体験ができる体験型アトラクション「ワンド・マジック」とショー形式のアトラクション「ワンド・スタディ」だ。
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「ワンド・マジック」は、エリア内の「オリバンダーの店」で、「マジカル・ワンド」という杖を手に入れるところから始まる。マジカル・ワンドはマグル(人間)専用という設定で、ハリー・ポッター、ロン、ハーマイオニーなどのタイプがあり、好きなものを選ぶことができる。
杖には“魔法体験”ができるポイントにあるブロンズのメダリオン(メダル)の在りかが示された地図も付いてくる。ゲストはこの地図を手に、ホグズミード村の路地裏などに隠されたメダリオンを見つけ出し、その場で地図に書かれた呪文と杖の振り方をまねると、炎が立ち上がったり、雪が舞ったりする“魔法”を体験することができるという趣向だ。
しかし、ただ呪文を唱えたり、杖を振るだけでは魔法はかからず、失敗することも。そんなときには、メダリオンのそばにいる「ワンド・アシスタント」から、コツを教えてもらったりサポートを受けたりすることもできる。自らの杖と呪文で、勢いよく炎が噴き出したり、リアルな効果音とともに雪が舞ったりする様子は、本当に“魔法”を使っているよう。成功した人は、手をたたいたり、両手を上げて喜ぶなど笑顔を見せていた。
「ワンド・スタディ」は、ホグワーツ魔法魔術学校の四つの寮の生徒たちが魔法のかけ方を練習する様子を見ることができるステージショー。生徒たちが披露するさまざまな魔法を間近に楽しむことができるほか、キャストから選ばれたゲストがステージに上がって、杖の振り方や呪文の唱え方のレクチャーを受けながら、実際に羽を浮かせるなどの“魔法”を体験することもできる。
USJの「ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター」は2014年7月にオープン。米フロリダ州の「ユニバーサル・オーランド・リゾート」にあるものと同様にホグワーツ城やホグズミード村などを再現し、ジェットコースターなどのアトラクションも設置して人気を集めている。
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