映画「古都」の完成披露試写会舞台あいさつに登場した松雪泰子さん
女優の松雪泰子さんが9日、東京都内で行われた主演映画「古都」(Yuki Saito監督)の完成披露試写会舞台あいさつに橋本愛さん、成海璃子さんと和服姿で登場。映画で京都の老舗呉服店の当主を演じる松雪さんは、白、黄、青などを配した明るい着物にゴールドの帯という着こなし。橋本さんは扇が描かれた黄色地の着物に緑色の帯を合わせた華やかな装いで、成海さんは黒ベースの着物に赤やブルーをきかせたシックないでたちだった。
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「古都」は、川端康成の長編小説が原作で、小説のその後の、大人になった主人公たちの姿を描いており、松雪さんが1人2役を演じている。京都室町で代々続く老舗呉服店を継いだ佐田千重子(松雪さん)は、室町に生まれた宿命を娘の舞(橋本さん)に負わせていいのか葛藤していた。一方、千重子の生き別れの妹で林業を営む中田苗子(松雪さん)の事業は深刻な経営悪化に陥っており、娘の結衣(成海さん)も絵画を勉強するためにパリに留学していたが何を描きたいか見失い悩む日々を送っていた……という内容。
舞台あいさつには松雪さん、橋本さん、成海さんのほか、Yuki監督も出席した。12月3日から全国公開。
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