ボルダリングに初挑戦した三浦理恵子さん
この連載ではさまざまな体験をさせてもらっていますが、実は半年以上前からずーっとやりたいと思っていたものがあって、それがボルダリングです。意外ですか? 一度テレビでロープを使ったクライミングを見てから、すごく興味を持っていたんです。今回お世話になったのは、渋谷にある「Bouldering studio PEKIPEKI」の宮野賢悟さん。まずは肩や手首をグルグル回して準備して、いよいよスタートです!
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◇シューズと滑り止めだけで気軽にスタート
ロッカーで動きやすいウエアに着替え、初めて壁の前に立つと……結構高いのでちょっとドキドキです。
今、クライミング人口が増えているそうですが、ボルダリングは、シューズと、手に付ける滑り止めのチョークという粉さえあれば一人でも楽しめるので、その気楽さがいいのだそうです。
シューズはレンタルもあります。普通のシューズとは違いソール部分が固いゴムで覆われてできているボルダリング専用のシューズで、私もお借りしました。チョークもお借りして、パパッと手につけて、まずは初心者用のコースに挑戦します。
壁にはホールドと呼ばれるカラフルな突起がたくさん出ていて、ここでは8級から1級までコースがレベル分けされています。登るのはセンスが問われるそうですが、まずは始めてみましょう。
◇登ったときの達成感がすごい!
初心者用の8級の目印はピンク色のシール。スタート位置からゴールまでの道順が示されているので、それに従って登ります。ルールは、スタートとゴールだけ両手で持つこと。8級から5級までは、足はどのホールドに置いてもいいのですが、5級以上の難しいコースは足も決めらえたホールドにしか触れません。
「次はその上のピンクです!」。登っていく私に宮野さんが指示を出してくれます。分かりやすいアドバイスで、最初の壁は一度でクリア! 上まで行くと結構高くてドキドキですが、達成感があるし、すっごく面白いです!
私のような初心者は腕の力で登ってしまいますが、クライミングは腕より足の方が大事で、ハシゴを上っていく感じでやるのがいいそうです。
そのアドバイスをもらったところで、次は別の8級のコースに挑戦しました。ここも宮野さんのアシストで一度でクリア! ゴールから見下ろす感じが気持ちよく、ホントに面白くて、ハマりそうです。
◇初心者最難関の6級に挑戦
「一つレベルを上げますか?」。そう言われて挑戦心が出てきました。今度はオレンジ色のテープが貼ってある7級です。スタート位置のホールドに両手を置いてみると……最初に右手を離して上のホールドをつかむのにちょっと勇気がいりました。コース全体の見た目はあまり変わらないのに、ホールドとホールドの間の距離がちょっと長くなるだけでドキドキ感が増します。
7級もなんとかクリアできて、次は赤の6級。ここで一気に難しくなりました。スタート位置から、まずは次のホールドを左手でつかみ、次は右手なのですが…どうやってあんな遠くのホールドをつかめるのか全然分からない。壁に張り付いたまま、「えーっ!? あれですか?」と立ち往生です(立ってはいませんが!)。
「女性で初めての方は、この赤を登れるか登れないかで、だいたい初日は終わります」と宮野さんは言います。ほとんどの人は登れないそうですが、私もさすがにこれは無理でした。悔しいですねー!
◇ストレス解消に最適!
ホールドはプロの方たちがセットしているそうで、難しいコースになると、パッと見ただけでは登り方も分からないそうです。なので、ボルダリングは壁を見ながら登り方をシミュレーションしている時間も大切みたいです。結構頭も使うスポーツですよね。ホールドは年に3回くらい付け替えるそうで、常連の人でも飽きずに楽しめる工夫をしているんですね。
宮野さんにお願いして難しいコースを登る様子を見せてもらいましたが、見てるだけでも楽しいし、ああ、そうやって登るんだという発見もあるし、ホント面白くて時間を忘れてしまいます。
ゴールしたときの喜びもあるし、ストレス解消にもなるし、頭の体操にもなる。失敗すると悔しくてリベンジしたくなるし、これはもうハマりますね!
次回は宮野さんとボルダリングについてお話した対談をお届けします。
皆さんからのご意見、ご感想、こんなことが知りたい! などのリクエストなどがあれば、ぜひメッセージなども下記のお問い合わせフォームからお送りくださいね。キレイになれるモノ・場所についてさまざまなアイデアをみなさんからぜひお待ちしています。
心も体もキレイになって、毎日キラキラしましょう! できることは今からスタートですよ!
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