A LIFE～愛しき人～：木村拓哉がSMAP解散後初主演で初の外科医に　豪華キャストの日曜劇場あすスタート

　昨年末で解散した人気グループ「SMAP」の木村拓哉さんが主演を務める連続ドラマ「A LIFE～愛しき人～」（TBS系、日曜午後9時）が、「半沢直樹」「下町ロケット」など数々のヒット作を生んできた「日曜劇場」枠で15日、スタートする。「SMAP」解散後、初の連ドラ主演となる木村さんが初めて外科医役に挑むヒューマンラブストーリーで、木村さんとは約13年ぶりの連ドラ共演となる竹内結子さんや松山ケンイチさん、浅野忠信さんら豪華キャストが集結する。

　ドラマは、愛や欲望、友情、嫉妬、プライドが渦巻く病院を舞台に「愛しき人の命」「かけがえのない人生」を巡って繰り広げられるヒューマンラブストーリー。医師として駆け出しのころ、病院を追われ、恋人を置いて単身米国に渡った外科医・沖田一光（木村さん）が、10年の時を経て、卓越した腕を持つ職人外科医として日本に戻り、医師として、不器用ながらいちずに患者と向き合う姿を描く。

　木村さんが日曜劇場の主演を務めるのは、13年10月期放送の「安堂ロイド～A.I. knows LOVE？～」以来、約3年ぶり。これまで首相、検事などをさまざまな役どころに挑んできた木村さんにとって、外科医役は20種類目の職業となる。

　竹内さんは沖田が勤務する壇上記念病院の院長の娘で、沖田のかつての恋人・壇上深冬、松山さんは関東外科医学会会長の父を持つ若手医師・井川颯太、浅野さんは深冬の夫で副院長の壇上壮大を演じる。また、オペナース・柴田由紀役で木村文乃さん、顧問弁護士・榊原実梨役で菜々緒さん、第一外科部長・羽村圭吾役で及川光博さんも出演するなど、豪華な顔ぶれが集結した。

　第1話は25分拡大版。心臓疾患で倒れた壇上記念病院の院長・壇上虎之介（柄本明さん）から手術を任された沖田が、米国シアトルから10年ぶりに東京に戻ってくるが、虎之介の娘・深冬（竹内さん）と夫・壮大（浅野さん）は、沖田を病院に再び迎え入れることに戸惑いを見せる。虎之介を診察した沖田は、羽村（及川さん）の反対にもかかわらず、難しい手術を「やれる」と言い切る。突然現れた沖田に井川（松山さん）は懐疑的、一方、由紀（木村文乃さん）は興味を持つ。そして手術当日、沖田が手掛けた虎之介のオペは成功したかに思えたが……というストーリーが展開される。