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俳優の坂口健太郎さんが30日、東京・Zepp Tokyoで行われた主演映画「君と100回目の恋」(月川翔監督、2月4日公開)の公開直前イベントに登場。坂口さんはダブル主演を務めたmiwaさんが制作した劇中歌について「この作品は音楽が肝になっているんですけど、一つのシーンで曲を聴いて涙が出てきちゃった。それぐらい心に訴えかけるような曲を彼女が作ってくれた」と絶賛した。
イベントには、坂口さん、miwaさんのほか、共演の竜星涼さん、真野恵里菜さん、泉澤祐希さんも出席した。劇中では、坂口さん演じる陸(りく)、miwaさん演じる葵海(あおい)、竜星さん演じる直哉、泉澤さん演じる鉄太らで「TheSTOROBOSCORP」というバンドを組んでいる。
ギター担当の陸役の坂口さんは、撮影が開始される1か月前からギターの練習をしていたといい、「大変でしたね。(ギターに)触るのが初めてでしたし、コードすら分からなかった」と振り返り、竜星さん、泉澤さんらに向かって「成長したねー」と感慨深げに話した。
miwaさんは「今をときめく3人の俳優さんたちが忙しい中、自分が作った曲を練習してくれたのがうれしかった。(撮影場所となった)岡山に行ってからスタジオで音を合わせたときにすごかった。『これで、映画いけるね』って言ったら、3人ともすごくうれしそうな顔をしていたよね」と語ると、竜星さんは「うれしいよ。プロに言われるんだもん。バンドの撮影シーンが終了したら切なくなった」と満面の笑みを見せた。
「君と100回目の恋」は、大学生の日向葵海と、幼なじみの陸がタイムリープする物語。葵海は7月31日の誕生日に、事故に遭ってしまうが、気が付くと事故の1週間前に戻っていた。動揺する葵海に陸は「時間を戻すことができる」という秘密を明かす。2人は、さらに1年前に戻り、恋人同士として幸せな日々を送るが、再び事故に遭った7月31日がやってきて……というストーリー。